鳥取の水道水はおいしい――。
電機大手・パナソニックが行った水道水に関する全国調査で、鳥取では約8割が水道水を「おいしいと感じる」と回答し、全国で最も高かった。水道水がきれいだと感じる割合も高く、県民の水道水への満足度の高さがうかがえた。
調査は1月、20~59歳の男女計4700人(各都道府県100人)を対象にインターネットを利用して実施した。
「住んでいる地域の水道水はおいしいと感じるか」との質問に、鳥取では「とても感じる」「まあまあ感じる」との回答が78%に上り、全国平均の50・7%を大きく上回った。2位に富山(77%)、3位に新潟・山形(74%)と続き、同社は「大山や黒部渓谷、日本アルプスなど、豊かな山や水源がある地域が上位になった」と分析する。
「水道水をきれいだと感じる」という回答も鳥取は86%(全国平均74・1%)で、島根や山梨などと並んで全国5位につけた。
全国的には関西地方や福岡、沖縄などの地域で、水道水をそのまま飲むことに抵抗感が強い傾向が見られた。