重要指名手配犯の疑いのある人物が、半世紀ぶりに急きょ浮上した。
警視庁クラブから、フジテレビ社会部・松木麻記者が最新情報をお伝えする。
どのようにわかったのかだが、桐島容疑者を名乗る男は、末期がんを患い、神奈川県内の病院で偽名を使って入院していた。
そして、男は突然、本名を名乗る趣旨の発言をし、桐島聡であることを語ったという。
警視庁公安部は現在、男と接触し、本人かどうかの確認を行っているという。
指名手配されている桐島容疑者は、過激派の東アジア反日武装戦線“さそり”グループの一員。
桐島容疑者は1975年に手配されていて、警察庁重要指名手配犯のうち、逃走期間が最も長い容疑者となる。
本人と確認されれば、重要指名手配事件が半世紀ぶりに大きく動き出すことになる。