主に子どもの間で流行するいわゆる「溶連菌感染症」が東京都で拡大し、感染症法施行後初めて警報が出された。
A群溶血性レンサ球菌咽頭炎、いわゆる「溶連菌感染症」は、2日から5日間の潜伏期間のあとに、突然38度以上の発熱、のどの痛み、舌が赤くいちご状になるなどの症状が出て、しばしばおう吐や吐き気を伴う。
例年、春から初夏にかけてと冬に、主に子どもの間で流行しますが、都では12月、感染が拡大し、1999年の感染症法施行以来、初めて警報を出した。
主な感染経路は飛沫や接触感染ということで、都は手洗い、うがいやマスク着用などの対策を呼びかけている。
(※写真は溶連菌感染症による「苺舌」 国立感染症研究所ホームページより)