福岡県警察本部広報課が公式X(旧ツイッター)で2023年11月2日、「撮り鉄」のマナーに関する注意喚起を投稿した。添付された作例の思わぬクオリティの高さに、驚きの声が相次いでいる。
福岡県警察本部広報課の鉄道警察隊は2日、「鉄道写真撮影での110番通報が増えています」として「撮り鉄」のマナー違反をめぐってアナウンスした。
「三脚や脚立は、車両や歩行者の通行妨害にならない場所でご使用下さい。また、狭い道路への車両駐車もお止めください 駐車禁止標識がなくても無余地駐車など法定の違反となる場合があります」と注意喚起し、「マナーを守った撮影をお願いします!!」と呼びかけた。
添付された画像では、写真を添え具体的なマナー違反の例について言及している。踏切内の線路やセンサー類を写した1枚目の写真には「踏切にはセンサーが設置された場所もあり、三脚を設置したり踏切内に侵入すると列車が停止します!!絶対にお止めください」との注意書きが添えられていた。
踏切前の道路に複数の三脚や脚立などが置かれた2枚目の写真は、「道路にはみ出す形で三脚などが置かれていた状況を再現しています」と説明した。
SNSで多くの注目を集めているのは、3枚目・4枚目に添えられた鉄道写真の作例だ。3枚目は「JR敷地外から望遠レンズで手持ち撮影」したという水色の車両の写真で、4枚目は同じ車両を「望遠レンズで手持ち撮影」したもの。どちらもマナー違反を犯さずに撮影したものとみられるが、車体はくっきりと鮮やかに写っている。
投稿を見た鉄道ファンからは、作例の素晴らしさに驚いたとする声が多く上がっている。