他人のクレジットカード情報を使って新幹線のチケットを不正に購入したとして、大阪府警は6日、中国籍の男性4人と日本人男性の計5人(20~50代)を私電磁的記録不正作出・同供用や窃盗などの疑いで逮捕・送検したと発表した。カード情報はフィッシング詐欺で盗まれたといい、府警は被害者は約780人、被害総額は約3億円に上るとみている。
「おかしいと思ったが」 “最高齢”84歳の受け子に実刑判決 送検容疑は2~4月、JR西日本やJR九州のインターネット予約サービスで他人のクレジットカード情報を入力。新幹線の特急券と乗車券計約1万4000枚(約1億4000万円相当)を購入したなどとしている。5人は容疑をほぼ認めているという。

府警国際捜査課によると、クレジットカード情報は、偽サイトに誘導して個人情報をだまし取るフィッシング詐欺の手口で盗まれていたとみられる。この情報を基に作られた偽造カードを、逮捕された中国人が駅の券売機で使ってチケットを発券。そのチケットを日本人男性が買い取って金券ショップに転売していたとされる。中国人4人はSNS(ネット交流サービス)などで集められていたといい、府警は背後に犯罪グループがいるとみて調べている。【木島諒子、岩本一希】
送検容疑は2~4月、JR西日本やJR九州のインターネット予約サービスで他人のクレジットカード情報を入力。新幹線の特急券と乗車券計約1万4000枚(約1億4000万円相当)を購入したなどとしている。5人は容疑をほぼ認めているという。
府警国際捜査課によると、クレジットカード情報は、偽サイトに誘導して個人情報をだまし取るフィッシング詐欺の手口で盗まれていたとみられる。この情報を基に作られた偽造カードを、逮捕された中国人が駅の券売機で使ってチケットを発券。そのチケットを日本人男性が買い取って金券ショップに転売していたとされる。中国人4人はSNS(ネット交流サービス)などで集められていたといい、府警は背後に犯罪グループがいるとみて調べている。【木島諒子、岩本一希】