岐阜市の陸上自衛隊日野基本射撃場で隊員3人が撃たれ死傷した事件で、東海テレビは6日、同射撃場での訓練が再開されたことを伝えるニュースの中で「隊員が報道陣に向けて中指を立てるような仕草が見てとれた」と報じた。陸自守山駐屯地広報室は毎日新聞の取材に対し、「そのような行為は確認できなかった。不快な思いをさせて申し訳ない」とコメントした。
【当時の写真】陸自射撃場3人死傷 座り込む隊員 放送された映像には、射撃場の敷地に入る車両の後部に乗っていた隊員の1人が、集まった報道陣に向けて中指を立てるような仕草が映っていた。これについて広報室は「隊員はリュックを背負っており、荷物を触ったときに中指を立てたように見えたのではないか」としている。 事件は6月14日に発生。自衛官候補生だった男性(18)=懲戒免職=が自動小銃を発砲し、隊員3人が死傷した。男性は11月24日までの約4カ月間、刑事責任能力の有無を調べるため鑑定留置されている。【森田采花】
放送された映像には、射撃場の敷地に入る車両の後部に乗っていた隊員の1人が、集まった報道陣に向けて中指を立てるような仕草が映っていた。これについて広報室は「隊員はリュックを背負っており、荷物を触ったときに中指を立てたように見えたのではないか」としている。
事件は6月14日に発生。自衛官候補生だった男性(18)=懲戒免職=が自動小銃を発砲し、隊員3人が死傷した。男性は11月24日までの約4カ月間、刑事責任能力の有無を調べるため鑑定留置されている。【森田采花】