〈〈本当の赤ちゃんいたら良かったな〉刺された23歳男性の“血まみれ自撮り写真”《歌舞伎町ホスト殺人未遂事件》逮捕25歳女の実姉が証言「2人は共依存。男は8月にDVで逮捕された。それでも妹は別れなかった」〉から続く
「切られたのは俺だよ」
【画像】刺された当日、“加害者”のA子の家で生放送をしたBさん
11月5日午後8時30分頃、嬉しそうな笑顔で自慢げに語る二重瞼が特徴的な若い男性。イケメン特化型ライブ配信アプリ「toU」で生配信をやっているようだ。この男性はホスト店に勤務するBさん(23)。遡ること約19時間前、Bさんは新宿・歌舞伎町の路上で交際相手のA子(25)にカッターナイフで首元を刺され、倒れていた。そして、この配信が行われている場所は……。
◇◇◇ 11月5日午前1時半頃に発生した歌舞伎町ホスト殺人未遂事件。「週刊文春」はこれまで3回にわたって、この事件の内幕を詳報してきた。 殺人未遂で現行犯逮捕されたA子と“被害者”Bさんはアプリで知り合ったこと。2人は共依存関係に陥り、BさんはA子に壮絶なDVをしていたこと。そして今年8月にはBさんはA子へのDVで逮捕されていたこと……。 2人の歪んだ恋愛関係の行き着く果ては、女の逮捕という悲劇だった。逮捕されたA子(本人インスタグラムより)事件直後にA子の自宅でライブ配信 しかし、事件はそれで終わらなかった。冒頭の通り、A子の凶行から約19時間が経過した11月5日午後8時30分頃、“被害者”であるはずのBさんは、“加害者”で逮捕されたA子の自宅に1人でいた。そして、「toU」でライブ配信をしていたのである。「嬉しそうに傷を見せびらかし…」 Bさんの配信を見たA子の友人が語る。「私はA子の家に行ったことがあるのでわかります。間違いなくBはA子の家から配信していました。おそらく鍵を持っているので自由に出入りできるのでしょう。あんな事件があって、自らは怪我をしている。さらに“家主”のA子は殺人未遂事件で逮捕された。にもかかわらず、ヘラヘラとライブができる神経が全くわかりません」 その後、日付が変わって11月6日深夜1時頃。Bさんの姿は再び歌舞伎町にあった。殺人未遂事件から丸1日が経過しようとしていた。 Bさんは、歌舞伎町のホストらがアフターで使っているバー「X」を訪れた。 居合わせた客が振り返る。「Bは女性2人を引き連れて入店してきました。終始笑顔で、バーのオーナーや周りの客に『全国デビューしちゃった』と事件のことを話していた。お酒も飲んで、ご飯もほおばるように食べていたので、元気なら良かったなと思いましたよ。でも、あまりにも嬉しそうに傷を見せびらかしているので、心配していた人や手当てをした人が浮かばれなく、私はあまり良い気はしなかったですね」 “目立ちたがり”のBさんは、店内中に聞こえる声で話を続ける。「Bの話によると、刺された時に電話をしていた相手は勤務する店の店長。『休みます』と連絡していたみたいです。首を刺された状況で凄いですよね……。Bは国際医療研究センターに搬送され、1リットルの輸血を受けた後、朝6時には病院を出れたと話していました」(同前) Bさんは「最後に失恋の歌を歌って帰る」と、ホストのラスト・ソングの定番、赤西仁の「ムラサキ」を歌い上げて店を後にしたという。Bさんを直撃すると…「週刊文春」の記者は、Bさんが「X」にいるとの情報を受け、すぐに現地に向かった。そして、今回の事件の経緯やA子との関係、壮絶なDVなどの事実確認をするべく、同日午前5時15分頃、「X」を出てきたところを直撃した。–事件について詳しく話を聞かせてほしい。「なんとも思ってないですよ、別に。隠すつもりもないですし。あ、刺されたで終わり。正直、刺されたけど飲みに来て、普通に歩いているわけじゃないですか。で、なんもないじゃないですか。……だけっす」–直前にトラブルがあったのか。「そんなことない。ドラッグストアで買い物して、焼肉いこって言われて」–その途中ではぐれてしまい、合流したら刺されたと。「そうそう。(A子が)ちょっとなんか怒って、家行くか、ホテル行くか話して歩こうと思ったらいなくなって、どこ行ったと思ったら電話が来て『コンビニにいる』って」「急に不機嫌になって。なんだこれはって」–A子は何に怒っていたのか。「何に怒ったのかわからなくて。急に不機嫌になって。なんだこれはってなって。例えば、その日喧嘩してたとかならわかるんですけど」–今年、複数回にわたってA子に暴力を振るったか。「何それ。そんなことやったら、普通に一緒にいないじゃないですか」–8月にはDVで逮捕されたと聞いている。「逮捕されたら、なんで今ここにいるんですか?(笑) 普通に殴られました。顔を縫いました。逮捕されました。ここにいます?」–A子が入院したことはあるか。「体調不良で入院じゃないですけど、病院にはいったことありますよ。血液検査は健康診断みたいなので受けてたことはありますよ。何を見ているか分からないですけど」–「toU」の配信、A子の自宅からだったが。「何それ。今日配信したのはさすがに俺の家ですね。別に隠すとかじゃないし」–2人の関係は恋人?「そうですね。向こうの家にいくこともありますし、向こうが俺の家に来ることもありますね」最後はおどけるように「結婚もしてないですし…」–(A子に対して)怒りや憤りはあるか。「めんどくせぇなっていうのはありますけど、警察にもいかないといけないですし、本当だったら入院もしないといけなかったですし。それだったらさっさと忘れた方がいいのかなぁって。あの(テレビなどで報じられている)動画とかの中であいつのやったことで本当のことって(自分を)刺したことぐらいじゃないですか。テレビとかでは殴り合いをしていたとかいってましたけど。殴り合いをしてたら、刺されないよって(思う)」 そしてBさんはA子との関係について「普通にカップル」と強調する一方で、最後はおどけるようにこう話すのだった。「結婚もしてないですし、変な話、殺人未遂だから最低2年は会わないからどうでも良いや」 そしてBさんは、明るくなり始めた朝の新宿の雑踏に消えていった。 歪んだ恋愛関係の成れの果ては、A子が殺人未遂容疑で逮捕されるという悲劇だった。共依存関係に陥り、周囲を巻き込む事件を起こしたカップルに未来はあるのだろうか。(「週刊文春」編集部/週刊文春Webオリジナル)
◇◇◇
11月5日午前1時半頃に発生した歌舞伎町ホスト殺人未遂事件。「週刊文春」はこれまで3回にわたって、この事件の内幕を詳報してきた。
殺人未遂で現行犯逮捕されたA子と“被害者”Bさんはアプリで知り合ったこと。2人は共依存関係に陥り、BさんはA子に壮絶なDVをしていたこと。そして今年8月にはBさんはA子へのDVで逮捕されていたこと……。
2人の歪んだ恋愛関係の行き着く果ては、女の逮捕という悲劇だった。
逮捕されたA子(本人インスタグラムより)
しかし、事件はそれで終わらなかった。冒頭の通り、A子の凶行から約19時間が経過した11月5日午後8時30分頃、“被害者”であるはずのBさんは、“加害者”で逮捕されたA子の自宅に1人でいた。そして、「toU」でライブ配信をしていたのである。
Bさんの配信を見たA子の友人が語る。
「私はA子の家に行ったことがあるのでわかります。間違いなくBはA子の家から配信していました。おそらく鍵を持っているので自由に出入りできるのでしょう。あんな事件があって、自らは怪我をしている。さらに“家主”のA子は殺人未遂事件で逮捕された。にもかかわらず、ヘラヘラとライブができる神経が全くわかりません」
その後、日付が変わって11月6日深夜1時頃。Bさんの姿は再び歌舞伎町にあった。殺人未遂事件から丸1日が経過しようとしていた。
Bさんは、歌舞伎町のホストらがアフターで使っているバー「X」を訪れた。 居合わせた客が振り返る。「Bは女性2人を引き連れて入店してきました。終始笑顔で、バーのオーナーや周りの客に『全国デビューしちゃった』と事件のことを話していた。お酒も飲んで、ご飯もほおばるように食べていたので、元気なら良かったなと思いましたよ。でも、あまりにも嬉しそうに傷を見せびらかしているので、心配していた人や手当てをした人が浮かばれなく、私はあまり良い気はしなかったですね」 “目立ちたがり”のBさんは、店内中に聞こえる声で話を続ける。「Bの話によると、刺された時に電話をしていた相手は勤務する店の店長。『休みます』と連絡していたみたいです。首を刺された状況で凄いですよね……。Bは国際医療研究センターに搬送され、1リットルの輸血を受けた後、朝6時には病院を出れたと話していました」(同前) Bさんは「最後に失恋の歌を歌って帰る」と、ホストのラスト・ソングの定番、赤西仁の「ムラサキ」を歌い上げて店を後にしたという。Bさんを直撃すると…「週刊文春」の記者は、Bさんが「X」にいるとの情報を受け、すぐに現地に向かった。そして、今回の事件の経緯やA子との関係、壮絶なDVなどの事実確認をするべく、同日午前5時15分頃、「X」を出てきたところを直撃した。–事件について詳しく話を聞かせてほしい。「なんとも思ってないですよ、別に。隠すつもりもないですし。あ、刺されたで終わり。正直、刺されたけど飲みに来て、普通に歩いているわけじゃないですか。で、なんもないじゃないですか。……だけっす」–直前にトラブルがあったのか。「そんなことない。ドラッグストアで買い物して、焼肉いこって言われて」–その途中ではぐれてしまい、合流したら刺されたと。「そうそう。(A子が)ちょっとなんか怒って、家行くか、ホテル行くか話して歩こうと思ったらいなくなって、どこ行ったと思ったら電話が来て『コンビニにいる』って」「急に不機嫌になって。なんだこれはって」–A子は何に怒っていたのか。「何に怒ったのかわからなくて。急に不機嫌になって。なんだこれはってなって。例えば、その日喧嘩してたとかならわかるんですけど」–今年、複数回にわたってA子に暴力を振るったか。「何それ。そんなことやったら、普通に一緒にいないじゃないですか」–8月にはDVで逮捕されたと聞いている。「逮捕されたら、なんで今ここにいるんですか?(笑) 普通に殴られました。顔を縫いました。逮捕されました。ここにいます?」–A子が入院したことはあるか。「体調不良で入院じゃないですけど、病院にはいったことありますよ。血液検査は健康診断みたいなので受けてたことはありますよ。何を見ているか分からないですけど」–「toU」の配信、A子の自宅からだったが。「何それ。今日配信したのはさすがに俺の家ですね。別に隠すとかじゃないし」–2人の関係は恋人?「そうですね。向こうの家にいくこともありますし、向こうが俺の家に来ることもありますね」最後はおどけるように「結婚もしてないですし…」–(A子に対して)怒りや憤りはあるか。「めんどくせぇなっていうのはありますけど、警察にもいかないといけないですし、本当だったら入院もしないといけなかったですし。それだったらさっさと忘れた方がいいのかなぁって。あの(テレビなどで報じられている)動画とかの中であいつのやったことで本当のことって(自分を)刺したことぐらいじゃないですか。テレビとかでは殴り合いをしていたとかいってましたけど。殴り合いをしてたら、刺されないよって(思う)」 そしてBさんはA子との関係について「普通にカップル」と強調する一方で、最後はおどけるようにこう話すのだった。「結婚もしてないですし、変な話、殺人未遂だから最低2年は会わないからどうでも良いや」 そしてBさんは、明るくなり始めた朝の新宿の雑踏に消えていった。 歪んだ恋愛関係の成れの果ては、A子が殺人未遂容疑で逮捕されるという悲劇だった。共依存関係に陥り、周囲を巻き込む事件を起こしたカップルに未来はあるのだろうか。(「週刊文春」編集部/週刊文春Webオリジナル)
Bさんは、歌舞伎町のホストらがアフターで使っているバー「X」を訪れた。
居合わせた客が振り返る。
「Bは女性2人を引き連れて入店してきました。終始笑顔で、バーのオーナーや周りの客に『全国デビューしちゃった』と事件のことを話していた。お酒も飲んで、ご飯もほおばるように食べていたので、元気なら良かったなと思いましたよ。でも、あまりにも嬉しそうに傷を見せびらかしているので、心配していた人や手当てをした人が浮かばれなく、私はあまり良い気はしなかったですね」
“目立ちたがり”のBさんは、店内中に聞こえる声で話を続ける。
「Bの話によると、刺された時に電話をしていた相手は勤務する店の店長。『休みます』と連絡していたみたいです。首を刺された状況で凄いですよね……。Bは国際医療研究センターに搬送され、1リットルの輸血を受けた後、朝6時には病院を出れたと話していました」(同前)
Bさんは「最後に失恋の歌を歌って帰る」と、ホストのラスト・ソングの定番、赤西仁の「ムラサキ」を歌い上げて店を後にしたという。
「週刊文春」の記者は、Bさんが「X」にいるとの情報を受け、すぐに現地に向かった。そして、今回の事件の経緯やA子との関係、壮絶なDVなどの事実確認をするべく、同日午前5時15分頃、「X」を出てきたところを直撃した。
–事件について詳しく話を聞かせてほしい。「なんとも思ってないですよ、別に。隠すつもりもないですし。あ、刺されたで終わり。正直、刺されたけど飲みに来て、普通に歩いているわけじゃないですか。で、なんもないじゃないですか。……だけっす」–直前にトラブルがあったのか。「そんなことない。ドラッグストアで買い物して、焼肉いこって言われて」–その途中ではぐれてしまい、合流したら刺されたと。「そうそう。(A子が)ちょっとなんか怒って、家行くか、ホテル行くか話して歩こうと思ったらいなくなって、どこ行ったと思ったら電話が来て『コンビニにいる』って」「急に不機嫌になって。なんだこれはって」–A子は何に怒っていたのか。「何に怒ったのかわからなくて。急に不機嫌になって。なんだこれはってなって。例えば、その日喧嘩してたとかならわかるんですけど」–今年、複数回にわたってA子に暴力を振るったか。「何それ。そんなことやったら、普通に一緒にいないじゃないですか」–8月にはDVで逮捕されたと聞いている。「逮捕されたら、なんで今ここにいるんですか?(笑) 普通に殴られました。顔を縫いました。逮捕されました。ここにいます?」–A子が入院したことはあるか。「体調不良で入院じゃないですけど、病院にはいったことありますよ。血液検査は健康診断みたいなので受けてたことはありますよ。何を見ているか分からないですけど」–「toU」の配信、A子の自宅からだったが。「何それ。今日配信したのはさすがに俺の家ですね。別に隠すとかじゃないし」–2人の関係は恋人?「そうですね。向こうの家にいくこともありますし、向こうが俺の家に来ることもありますね」最後はおどけるように「結婚もしてないですし…」–(A子に対して)怒りや憤りはあるか。「めんどくせぇなっていうのはありますけど、警察にもいかないといけないですし、本当だったら入院もしないといけなかったですし。それだったらさっさと忘れた方がいいのかなぁって。あの(テレビなどで報じられている)動画とかの中であいつのやったことで本当のことって(自分を)刺したことぐらいじゃないですか。テレビとかでは殴り合いをしていたとかいってましたけど。殴り合いをしてたら、刺されないよって(思う)」 そしてBさんはA子との関係について「普通にカップル」と強調する一方で、最後はおどけるようにこう話すのだった。「結婚もしてないですし、変な話、殺人未遂だから最低2年は会わないからどうでも良いや」 そしてBさんは、明るくなり始めた朝の新宿の雑踏に消えていった。 歪んだ恋愛関係の成れの果ては、A子が殺人未遂容疑で逮捕されるという悲劇だった。共依存関係に陥り、周囲を巻き込む事件を起こしたカップルに未来はあるのだろうか。(「週刊文春」編集部/週刊文春Webオリジナル)
–事件について詳しく話を聞かせてほしい。
「なんとも思ってないですよ、別に。隠すつもりもないですし。あ、刺されたで終わり。正直、刺されたけど飲みに来て、普通に歩いているわけじゃないですか。で、なんもないじゃないですか。……だけっす」
–直前にトラブルがあったのか。
「そんなことない。ドラッグストアで買い物して、焼肉いこって言われて」
–その途中ではぐれてしまい、合流したら刺されたと。「そうそう。(A子が)ちょっとなんか怒って、家行くか、ホテル行くか話して歩こうと思ったらいなくなって、どこ行ったと思ったら電話が来て『コンビニにいる』って」「急に不機嫌になって。なんだこれはって」–A子は何に怒っていたのか。「何に怒ったのかわからなくて。急に不機嫌になって。なんだこれはってなって。例えば、その日喧嘩してたとかならわかるんですけど」–今年、複数回にわたってA子に暴力を振るったか。「何それ。そんなことやったら、普通に一緒にいないじゃないですか」–8月にはDVで逮捕されたと聞いている。「逮捕されたら、なんで今ここにいるんですか?(笑) 普通に殴られました。顔を縫いました。逮捕されました。ここにいます?」–A子が入院したことはあるか。「体調不良で入院じゃないですけど、病院にはいったことありますよ。血液検査は健康診断みたいなので受けてたことはありますよ。何を見ているか分からないですけど」–「toU」の配信、A子の自宅からだったが。「何それ。今日配信したのはさすがに俺の家ですね。別に隠すとかじゃないし」–2人の関係は恋人?「そうですね。向こうの家にいくこともありますし、向こうが俺の家に来ることもありますね」最後はおどけるように「結婚もしてないですし…」–(A子に対して)怒りや憤りはあるか。「めんどくせぇなっていうのはありますけど、警察にもいかないといけないですし、本当だったら入院もしないといけなかったですし。それだったらさっさと忘れた方がいいのかなぁって。あの(テレビなどで報じられている)動画とかの中であいつのやったことで本当のことって(自分を)刺したことぐらいじゃないですか。テレビとかでは殴り合いをしていたとかいってましたけど。殴り合いをしてたら、刺されないよって(思う)」 そしてBさんはA子との関係について「普通にカップル」と強調する一方で、最後はおどけるようにこう話すのだった。「結婚もしてないですし、変な話、殺人未遂だから最低2年は会わないからどうでも良いや」 そしてBさんは、明るくなり始めた朝の新宿の雑踏に消えていった。 歪んだ恋愛関係の成れの果ては、A子が殺人未遂容疑で逮捕されるという悲劇だった。共依存関係に陥り、周囲を巻き込む事件を起こしたカップルに未来はあるのだろうか。(「週刊文春」編集部/週刊文春Webオリジナル)
–その途中ではぐれてしまい、合流したら刺されたと。
「そうそう。(A子が)ちょっとなんか怒って、家行くか、ホテル行くか話して歩こうと思ったらいなくなって、どこ行ったと思ったら電話が来て『コンビニにいる』って」
–A子は何に怒っていたのか。
「何に怒ったのかわからなくて。急に不機嫌になって。なんだこれはってなって。例えば、その日喧嘩してたとかならわかるんですけど」
–今年、複数回にわたってA子に暴力を振るったか。
「何それ。そんなことやったら、普通に一緒にいないじゃないですか」
–8月にはDVで逮捕されたと聞いている。「逮捕されたら、なんで今ここにいるんですか?(笑) 普通に殴られました。顔を縫いました。逮捕されました。ここにいます?」–A子が入院したことはあるか。「体調不良で入院じゃないですけど、病院にはいったことありますよ。血液検査は健康診断みたいなので受けてたことはありますよ。何を見ているか分からないですけど」–「toU」の配信、A子の自宅からだったが。「何それ。今日配信したのはさすがに俺の家ですね。別に隠すとかじゃないし」–2人の関係は恋人?「そうですね。向こうの家にいくこともありますし、向こうが俺の家に来ることもありますね」最後はおどけるように「結婚もしてないですし…」–(A子に対して)怒りや憤りはあるか。「めんどくせぇなっていうのはありますけど、警察にもいかないといけないですし、本当だったら入院もしないといけなかったですし。それだったらさっさと忘れた方がいいのかなぁって。あの(テレビなどで報じられている)動画とかの中であいつのやったことで本当のことって(自分を)刺したことぐらいじゃないですか。テレビとかでは殴り合いをしていたとかいってましたけど。殴り合いをしてたら、刺されないよって(思う)」 そしてBさんはA子との関係について「普通にカップル」と強調する一方で、最後はおどけるようにこう話すのだった。「結婚もしてないですし、変な話、殺人未遂だから最低2年は会わないからどうでも良いや」 そしてBさんは、明るくなり始めた朝の新宿の雑踏に消えていった。 歪んだ恋愛関係の成れの果ては、A子が殺人未遂容疑で逮捕されるという悲劇だった。共依存関係に陥り、周囲を巻き込む事件を起こしたカップルに未来はあるのだろうか。(「週刊文春」編集部/週刊文春Webオリジナル)
–8月にはDVで逮捕されたと聞いている。
「逮捕されたら、なんで今ここにいるんですか?(笑) 普通に殴られました。顔を縫いました。逮捕されました。ここにいます?」
–A子が入院したことはあるか。
「体調不良で入院じゃないですけど、病院にはいったことありますよ。血液検査は健康診断みたいなので受けてたことはありますよ。何を見ているか分からないですけど」
–「toU」の配信、A子の自宅からだったが。
「何それ。今日配信したのはさすがに俺の家ですね。別に隠すとかじゃないし」
–2人の関係は恋人?「そうですね。向こうの家にいくこともありますし、向こうが俺の家に来ることもありますね」最後はおどけるように「結婚もしてないですし…」–(A子に対して)怒りや憤りはあるか。「めんどくせぇなっていうのはありますけど、警察にもいかないといけないですし、本当だったら入院もしないといけなかったですし。それだったらさっさと忘れた方がいいのかなぁって。あの(テレビなどで報じられている)動画とかの中であいつのやったことで本当のことって(自分を)刺したことぐらいじゃないですか。テレビとかでは殴り合いをしていたとかいってましたけど。殴り合いをしてたら、刺されないよって(思う)」 そしてBさんはA子との関係について「普通にカップル」と強調する一方で、最後はおどけるようにこう話すのだった。「結婚もしてないですし、変な話、殺人未遂だから最低2年は会わないからどうでも良いや」 そしてBさんは、明るくなり始めた朝の新宿の雑踏に消えていった。 歪んだ恋愛関係の成れの果ては、A子が殺人未遂容疑で逮捕されるという悲劇だった。共依存関係に陥り、周囲を巻き込む事件を起こしたカップルに未来はあるのだろうか。(「週刊文春」編集部/週刊文春Webオリジナル)
–2人の関係は恋人?
「そうですね。向こうの家にいくこともありますし、向こうが俺の家に来ることもありますね」
–(A子に対して)怒りや憤りはあるか。
「めんどくせぇなっていうのはありますけど、警察にもいかないといけないですし、本当だったら入院もしないといけなかったですし。それだったらさっさと忘れた方がいいのかなぁって。あの(テレビなどで報じられている)動画とかの中であいつのやったことで本当のことって(自分を)刺したことぐらいじゃないですか。テレビとかでは殴り合いをしていたとかいってましたけど。殴り合いをしてたら、刺されないよって(思う)」
そしてBさんはA子との関係について「普通にカップル」と強調する一方で、最後はおどけるようにこう話すのだった。「結婚もしてないですし、変な話、殺人未遂だから最低2年は会わないからどうでも良いや」 そしてBさんは、明るくなり始めた朝の新宿の雑踏に消えていった。 歪んだ恋愛関係の成れの果ては、A子が殺人未遂容疑で逮捕されるという悲劇だった。共依存関係に陥り、周囲を巻き込む事件を起こしたカップルに未来はあるのだろうか。(「週刊文春」編集部/週刊文春Webオリジナル)
そしてBさんはA子との関係について「普通にカップル」と強調する一方で、最後はおどけるようにこう話すのだった。
「結婚もしてないですし、変な話、殺人未遂だから最低2年は会わないからどうでも良いや」
そしてBさんは、明るくなり始めた朝の新宿の雑踏に消えていった。
歪んだ恋愛関係の成れの果ては、A子が殺人未遂容疑で逮捕されるという悲劇だった。共依存関係に陥り、周囲を巻き込む事件を起こしたカップルに未来はあるのだろうか。
(「週刊文春」編集部/週刊文春Webオリジナル)