大阪府は9日、北部の4市町でクマとみられる目撃情報が10月以降も10件と例年に比べて高い頻度で続いているとして注意を呼びかけた。例年は10月までだが、今年は11月に入っても目撃が続いているという。
【図解】もし、クマに出くわしたら… 府によると、4市町は茨木、箕面両市と豊能、島本両町。11月に入っても島本町と茨木市で計5件の目撃情報があった。茨木市の山あいでは11月4~8日に計4カ所で柿の木の食害や爪痕などが確認され、同市泉原の小学校付近でも足跡が見つかったという。 府はクマに出会わないように登山時にはラジオやクマ鈴など音が出るものを持っていくことなどを推奨。クマに出会ったときは、背を向けず、ゆっくりその場から離れる▽子グマを見たときは、近くに親グマがいる可能性が高いので、すぐその場から離れる――などと呼びかけている。【井上元宏】
府によると、4市町は茨木、箕面両市と豊能、島本両町。11月に入っても島本町と茨木市で計5件の目撃情報があった。茨木市の山あいでは11月4~8日に計4カ所で柿の木の食害や爪痕などが確認され、同市泉原の小学校付近でも足跡が見つかったという。
府はクマに出会わないように登山時にはラジオやクマ鈴など音が出るものを持っていくことなどを推奨。クマに出会ったときは、背を向けず、ゆっくりその場から離れる▽子グマを見たときは、近くに親グマがいる可能性が高いので、すぐその場から離れる――などと呼びかけている。【井上元宏】