山形県は26日、天童市在住の70歳代男性と60歳代女性の夫妻が毒キノコのクサウラベニタケを誤って食べ、食中毒になったと発表した。
発表によると、2人は23日、東根市内の山でキノコを採取し、24日午後6時頃、食用の「ハタケシメジ」と勘違いして芋煮に入れて食べたところ、2時間後に嘔吐(おうと)や下痢などの症状が出た。このうち男性は25日、医療機関を受診したが、快方に向かっているという。
村山保健所が同日、残っていたキノコを確認し、クサウラベニタケの食中毒と断定した。