未就学の女児にわいせつな行為をした上に連れ去ろうとしたとして、不同意わいせつとわいせつ略取未遂の両罪で起訴された東北医科薬科大教授の男(52)が、「幼い女の子に興味があり、探すために行った」という趣旨の供述をしていることが捜査関係者への取材で分かった。
起訴状などによると、男は7月26日午後4時頃、仙台市泉区の商業施設で、ゲームコーナーにいた女児の体を触った上、抱きかかえて連れ去ろうとした疑い。女児に抵抗されたため、その場に置いて立ち去ったという。
男は当時勤務中で、事件後に大学に戻っていた。捜査当局は、わいせつ目的で大学を抜け出して商業施設に向かった可能性があるとみて慎重に調べている。