上司に対し「バカ」などと誹謗(ひぼう)中傷するメッセージを行ったとして、東京・足立区の職員(52)が懲戒免職処分となりました。
処分を受けたのは、足立区の子育て支援などを管轄する「子ども家庭部」の女性職員です。
女性職員は、去年3月からおよそ3カ月間にわたって公用のチャットツールを使い、上司に対し、誹謗中傷するメッセージを送っていました。
上司宛の公用チャット:「低能」「バカ」「あなたのもとで働くつもりはない」
メッセージは休日を含め一日に数件から50件ほどで、午後11時に送られてくることもあったといいます。
また、女性職員は体調不良による欠勤の際に必要な診断書の提出をせずに、おととし6月から2年余りで合わせて124日欠勤し、6時間の遅刻をすることもあったということです。
懲戒免職の職員:「上司のもとで勤務したくなかったので休んだ」「上司との関係がうまくいかず、上司を不快にさせたかった」
女性職員に反省した様子はなく、足立区は先週、この職員を懲戒免職処分としました。