『エヴァンゲリオン』リーズ・庵野秀明監督の出身地、山口県宇部市で『まちじゅうエヴァンゲリオン第3弾』が6日開幕し、日本最大・全長7メートル超の「ロンギヌスの槍」がときわ公園彫刻の丘に登場した。
【写真】オタクの夢かなう 重量感と冷たさを感じるリアル「ロギヌスの槍」 『まちじゅうエヴァンゲリオン』は、映画『シン・エヴァンゲリオン劇場版』のモデル地のひとつとして宇部新川駅が取り上げられたことをきっかけに、宇部市内各所でエヴァンゲリオンの世界観を楽しめるイベントとして誕生。2021年、22年に続く、第3弾開催となり、鋳鉄(ちゅうてつ)の「ロンギヌスの槍」が宇部スチールによって製造され、宇部市に寄贈された。

篠崎圭二・宇部市長(※崎=たつさき)は「はじめよう、冬月。もとい、はじめよう、『まちじゅうエヴァンゲリオン第3弾』」と碇ゲンドウのセリフを借りてアピール。「これまではコロナ禍の中の開催でしたが、第3弾では日本中の方々に宇部市に訪れてもらうために企画をパワーアップしています。特に宇部スチール様の鋳造技術で細かいディテールまですばらしい『ロンギヌスの槍』ができました。また、まちじゅうのグルメやボイスAR、スタンプラリーなど多くの皆さんに楽しんでいただき、宇部市のすばらしさに触れていただきたいと思います」と呼びかけた。 宇部スチールの山根久雄社長は「今回の『ロンギヌスの槍』の制作は、昨年の7月、若手社員からの突拍子もない提案から始まりました」と振り返り、「実際に見ていただければ鋳物のすばらしさはわかると思いますが、曲線や、まっすぐに作ることはかなりの技術・技能を必要とします。この『ロンギヌスの槍』は、弊社の技を注ぎ込んで制作しました。たくさんの方々に見ていただき、宇部スチールの鋳物技術と情熱、若い方の挑戦する心を感じてもらいたいと思います」と誇った。 グラウンドワークスの神村靖宏社長は「こうして、市の公式の取り組みとして、アニメーションを展開していただくというのは、私自身いちオタクとして、夢のような時代が来ていると思います。今回の『ロンギヌスの槍』ですが、鉄の重量感、金属の冷たさを直接感じ、このようなものを、この重化学工業の街でもある宇部で作っていただけたことを、とてもうれしく思いました」と感激を伝えた。 ときわ公園内にある「ときわミュージアム 世界を旅する植物館」では、「ロンギヌスの槍鋳造プロジェクト」と題し、「ロンギヌスの槍」の鋳造方案図や工程をまとめたパネル、宇部スチールYoutubed公開されている工程動画を再編集した展示がスタート。 このほか、市内の観光スポット10ヵ所に葛城ミサト(CV:三石琴乃)の限定ボイスを聞くことのできる「ミサトのまちじゅうボイスAR」が出現。「まちじゅうエヴァグルメフェア第3弾」では、37の飲食店などが趣向を凝らし、地元食材等を使用したエヴァンゲリオンに関連したメニューやコラボ商品を合計約80品開発した。限定のJR・バス1日乗り放題乗車券やバスラッピングも登場する。また、山口宇部空港内をエヴァンゲリオンがジャックし、2階出発ロビーにはエヴァンゲリオン初号機の立像を設置、期間限定ショップも登場する。来年1月8日まで開催。
『まちじゅうエヴァンゲリオン』は、映画『シン・エヴァンゲリオン劇場版』のモデル地のひとつとして宇部新川駅が取り上げられたことをきっかけに、宇部市内各所でエヴァンゲリオンの世界観を楽しめるイベントとして誕生。2021年、22年に続く、第3弾開催となり、鋳鉄(ちゅうてつ)の「ロンギヌスの槍」が宇部スチールによって製造され、宇部市に寄贈された。
篠崎圭二・宇部市長(※崎=たつさき)は「はじめよう、冬月。もとい、はじめよう、『まちじゅうエヴァンゲリオン第3弾』」と碇ゲンドウのセリフを借りてアピール。「これまではコロナ禍の中の開催でしたが、第3弾では日本中の方々に宇部市に訪れてもらうために企画をパワーアップしています。特に宇部スチール様の鋳造技術で細かいディテールまですばらしい『ロンギヌスの槍』ができました。また、まちじゅうのグルメやボイスAR、スタンプラリーなど多くの皆さんに楽しんでいただき、宇部市のすばらしさに触れていただきたいと思います」と呼びかけた。
宇部スチールの山根久雄社長は「今回の『ロンギヌスの槍』の制作は、昨年の7月、若手社員からの突拍子もない提案から始まりました」と振り返り、「実際に見ていただければ鋳物のすばらしさはわかると思いますが、曲線や、まっすぐに作ることはかなりの技術・技能を必要とします。この『ロンギヌスの槍』は、弊社の技を注ぎ込んで制作しました。たくさんの方々に見ていただき、宇部スチールの鋳物技術と情熱、若い方の挑戦する心を感じてもらいたいと思います」と誇った。
グラウンドワークスの神村靖宏社長は「こうして、市の公式の取り組みとして、アニメーションを展開していただくというのは、私自身いちオタクとして、夢のような時代が来ていると思います。今回の『ロンギヌスの槍』ですが、鉄の重量感、金属の冷たさを直接感じ、このようなものを、この重化学工業の街でもある宇部で作っていただけたことを、とてもうれしく思いました」と感激を伝えた。
ときわ公園内にある「ときわミュージアム 世界を旅する植物館」では、「ロンギヌスの槍鋳造プロジェクト」と題し、「ロンギヌスの槍」の鋳造方案図や工程をまとめたパネル、宇部スチールYoutubed公開されている工程動画を再編集した展示がスタート。