大阪市浪速区のマンションで今年4月、同居の女から暴行を受けた男性が死亡した事件を巡り、男性に対する傷害罪で起訴された無職、谷口桃花被告(29)について、大阪地検は6日、男性に大量のお湯を飲ませるなどし窒息死させたとして殺人罪で起訴した。
起訴状によると、谷口被告は4月30日、同市浪速区桜川の自宅マンションで、同居の交際相手、西野太九(たく)さん=当時(31)=の背中や胸に高温の液体をかけ、コードのようなもので首を絞めた上、大量のお湯を飲ませるなどして窒息死させたとしている。
地検は「捜査の結果、証拠の内容を評価し、殺人罪で起訴した」としている。