「ネコにマタタビは安全か」という長年の懸念について、9月26日、岩手大学などの研究チームが研究結果を発表した。
ネコ13匹にマタタビを3年間与え続けたところ、依存性や毒性がなく、肝臓や腎臓にも問題が起きないことがわかった。
一心不乱に体をスリスリ。ネコがマタタビのとりこになる。
その姿は、“ネコにマタタビ”のことわざ通りだ。
しかし、ここまで酔っ払った姿を見ると、体に悪い影響があるのでは、という心配もある。そんなモヤモヤを、岩手大学などの研究チームが晴らした。
研究チームはネコ13匹に、マタタビを3年間与え続けた。
すると、依存性や毒性がなく、肝臓や腎臓にも問題が起きないことが分かったのだ。
研究結果は、9月28日、アメリカ科学雑誌「iScience」(電子版)でも公開された。
研究チームは2年前にも、ネコとマタタビについて、驚きの研究結果を発表している。
それは、「蚊よけ効果」だ。
マタタビから出る物質を体にすりつけると、蚊が寄りにくくなることがわかっている。(「イット!」 9月29日放送より)