福井県大野市の奥越ふれあい公園で6月、サッカーをしていた小学6年の男子児童が、地面から飛び出たパイプに膝をぶつけ、15針を縫うけがを負っていたことが7日、市への取材で分かった。
市建設整備課によると、男児は6月3日、公園で開かれたサッカー大会に参加。芝生がある広場で練習していた際、地面から約20センチ出ていたパイプに左膝をぶつけた。
パイプは地面から約1メートルの高さで散水するスプリンクラーの一部で、折れて破損し、先端がぎざぎざになっていた。周りの雑草で見えにくくなっていたという。
別のスプリンクラー1台も倒れているのが分かり、男児が負傷したパイプと併せて撤去した。