11月に予定している県議6人の海外派遣について、香川県議会9月定例会の代表質問で、植田真紀氏(立憲・市民派ネット)が「北米観光旅行」と述べたことを巡り、県議会は6日、植田氏に対する問責決議案を可決した。
4日の本会議でも植田氏の発言の取り消しを求める動議が提案、可決され、新田耕造議長が取り消しを命じた。
この日の決議案は自民党県政会の6人が提案。「『北米観光旅行』との発言は言語道断で、自ら取り消さなければならないもの」などと指摘した上で、植田氏に議員としての責任を問い、反省を促した。
植田氏は県議会で発言の機会を求めたが認められず、決議案は賛成多数で可決された。植田氏は「非常に理不尽」とし、「実態は観光旅行との認識で発言した。認識の違いであって、(発言は)許容の範囲内だ」と述べた。