TBS系で7日放送の「報道特集」が「緊急特集 ジャニーズ事務所とテレビ局 番組制作の現場で何があったのか」と題して、ジャニーズ事務所との関係を検証した。
検証のため社員80人以上を取材し、現場の声をパネルで紹介。ジャニーズ事務所からの圧力はなかったという社員(制作経験者)は「『キャスティングで圧力』とか言われるが、それは通常のビジネス。『うちの得にならないからこうしてくれ』と言うのが、なぜ圧力なのか。現場は『このタレントを出したい』と言い、事務所が『それはライバルだからやめてくれ』と言う…どっちがいいのかを考えるのは普通のこと」と証言。
一方、圧力があったという社員の証言も紹介。「編成のジャニーズ担当の中にはマネジャーからの電話に出るために、夜中に家に帰ってビニール袋に携帯を入れて風呂に入っている人もいた」(制作・編成経験者)。「怒らせたらダメ。この1年の間にもジュリー氏(=藤島ジュリー景子前社長)を通してキャスティングをめぐる圧力が番組にあった」(制作経験者)との証言を紹介した。