生後5ヶ月の乳児を連れ、「子連れOK」のネイルサロンに行ったが店の対応が不満だったという、ママアカウントの投稿がX(旧:Twitter)で話題になった。
【子連れママの投稿】「子連れOK」のネイルサロンなのに…(写真4枚)女性が予約を入れたのは、ネイリストが1人で運営する個人店。施術当日に予約を入れたが、ママアカウントは予約時間に遅刻。さらに施術中に乳児がぐずったため、思う通りの施術をしてもらえなくてモヤってる……と投稿。すると、「子持ちはネイルしちゃいけないのか?」「満足に施術しない店なんて許せない」「だったら子連れOKと書くな!」と、ママ系アカウント勢から同調するコメントが殺到した。

「子持ちはネイルしちゃいけないのか?」それを受け、自身も「子持ち」だというネイリストがサロン側の見解をポスト。ネイリストの投稿によると、「遅刻した上、乳児がぐずる度に作業を止めていると時間内の施術は不可能(次の客の予約時間に間に合わない)」「施術の際に使う薬品『アセトン』は空気より重く、バウンサーやバギーに乗せられた乳児は低い場所にいるため、中毒になる危険がある」という。また、爪やジェルなどを削る際は「粉塵」が舞う。店側が「キッズルーム」や「託児所」などを備えていない場合、乳児の滞在に適切な環境とは言えないという。それでも、「小さい子どもがいてもネイルをしたい」という客の要望に応えるため、店側は「子連れOK」と謳っているが、店内には刃物やネイル用のマシーンなど、子供が触ると危険な備品も多い。そのため、多くの場合は「子ども=1人で待てる年齢の子」を想定しているのだという。「子連れOK」に対する解釈の相違収まらない論争に、ネイルサロンの対応に不満をもらしていた元ポストのママさんはアカウントを削除。そんな中、うさもも 贅沢な女(@uuusamomomo)さんが、「元のポスト見に行ったけど、当日予約で(子連れですと)メッセージ入れただけ、遅刻、5000円という激安さ…対応してくれただけありがたいだろこれは。子供の有無に関わらず、サロンって時間を買ってるんだから、遅刻したら施術してもらえないとか、その分予定通りにできないのとか、当たり前だと思うんだけどね」と、投稿。さらに、「ご遠慮くださいの件を思い出したw 子連れOK=託児所や保育士がいるって意味だと思うって引用もちらほらあってすごい…」と、ポスト。以前、うさももさんがX(旧:Twitter)に投稿した、「ご遠慮ください」という婉曲表現を「遠慮しながらやってもいい」と理解してしまっている層が、「子連れOK」という文言を自分に都合良く拡大解釈していることが、今回の論争の要因ではないかと推察した。「子連れOKと書いてある”くせに”!」実際、うさももさんのメッセージサービス「マシュマロ」には、「子連れOKと書いてあるくせにスタッフが子どもを見ててくれるわけじゃないサロンが多過ぎる。ミルク作ろうとしたらトイレで調整してくださいと言われて帰った。赤ちゃんのミルクトイレで作らそうとするなんてやばすぎる、ママだってネイルする権利ある!」などと、持論を展開する人が多数登場。対して、「5歳ぐらいの子どもが、パーツ等入ってるワゴンをいじって遊ぼうとしたので注意をしたら、『勝手に叱らないで。悪気があってやったわけじゃないのにひどい』とクレームをつけられたり、当然のようにジュースやお菓子を要求された」という、ネイリストからの悲痛な声も寄せられた。「こんな子持ちばかりと思わないで…」「当店は今後子連れNGに」「子連れOKと書いてあるくせに」と主張したママアカウントの持論に対して、「子連れOKの意味=通常施術を受ける人以外は店に入れないけど子供はそこにいていいよ、じゃないの?それ以外の、世話しますとか騒いだり迷惑かけてもOKとかの意味はないと思うけど」「普通に考えたら、誰かが赤ちゃん見てなきゃならない→自分だろ。他の投稿もだけど、なんで他人にやらせる前提なの、その方が怖いよ」と投稿していた、うさももさん。ネイルサロンも世論も、「ママでもネイルをしたい」という気持ちは誰も否定していない。例えば予約の連絡をする際に、同伴する子どもの年齢、サロン側の受け入れ体制などをしっかりと確認すれば、双方の誤解はかなり防げるのではないだろうか。今回の騒動を受け、「こういう人たちがいるから子連れ様とか言われるんですよね…。こんな子持ちばかりだと思わないでほしいです」という、ママアカウントからの切実な声と共に、「勉強になりました。今後うちは子連れNGにします」といった、サロン側の見解も寄せられた。(まいどなニュース/Lmaga.jpニュース特約・はやかわ かな)
女性が予約を入れたのは、ネイリストが1人で運営する個人店。施術当日に予約を入れたが、ママアカウントは予約時間に遅刻。さらに施術中に乳児がぐずったため、思う通りの施術をしてもらえなくてモヤってる……と投稿。
すると、「子持ちはネイルしちゃいけないのか?」「満足に施術しない店なんて許せない」「だったら子連れOKと書くな!」と、ママ系アカウント勢から同調するコメントが殺到した。
それを受け、自身も「子持ち」だというネイリストがサロン側の見解をポスト。
ネイリストの投稿によると、「遅刻した上、乳児がぐずる度に作業を止めていると時間内の施術は不可能(次の客の予約時間に間に合わない)」「施術の際に使う薬品『アセトン』は空気より重く、バウンサーやバギーに乗せられた乳児は低い場所にいるため、中毒になる危険がある」という。
また、爪やジェルなどを削る際は「粉塵」が舞う。店側が「キッズルーム」や「託児所」などを備えていない場合、乳児の滞在に適切な環境とは言えないという。
それでも、「小さい子どもがいてもネイルをしたい」という客の要望に応えるため、店側は「子連れOK」と謳っているが、店内には刃物やネイル用のマシーンなど、子供が触ると危険な備品も多い。そのため、多くの場合は「子ども=1人で待てる年齢の子」を想定しているのだという。
収まらない論争に、ネイルサロンの対応に不満をもらしていた元ポストのママさんはアカウントを削除。
そんな中、うさもも 贅沢な女(@uuusamomomo)さんが、「元のポスト見に行ったけど、当日予約で(子連れですと)メッセージ入れただけ、遅刻、5000円という激安さ…対応してくれただけありがたいだろこれは。子供の有無に関わらず、サロンって時間を買ってるんだから、遅刻したら施術してもらえないとか、その分予定通りにできないのとか、当たり前だと思うんだけどね」と、投稿。
さらに、「ご遠慮くださいの件を思い出したw 子連れOK=託児所や保育士がいるって意味だと思うって引用もちらほらあってすごい…」と、ポスト。以前、うさももさんがX(旧:Twitter)に投稿した、「ご遠慮ください」という婉曲表現を「遠慮しながらやってもいい」と理解してしまっている層が、「子連れOK」という文言を自分に都合良く拡大解釈していることが、今回の論争の要因ではないかと推察した。
実際、うさももさんのメッセージサービス「マシュマロ」には、「子連れOKと書いてあるくせにスタッフが子どもを見ててくれるわけじゃないサロンが多過ぎる。ミルク作ろうとしたらトイレで調整してくださいと言われて帰った。赤ちゃんのミルクトイレで作らそうとするなんてやばすぎる、ママだってネイルする権利ある!」などと、持論を展開する人が多数登場。
対して、「5歳ぐらいの子どもが、パーツ等入ってるワゴンをいじって遊ぼうとしたので注意をしたら、『勝手に叱らないで。悪気があってやったわけじゃないのにひどい』とクレームをつけられたり、当然のようにジュースやお菓子を要求された」という、ネイリストからの悲痛な声も寄せられた。
「子連れOKと書いてあるくせに」と主張したママアカウントの持論に対して、「子連れOKの意味=通常施術を受ける人以外は店に入れないけど子供はそこにいていいよ、じゃないの?それ以外の、世話しますとか騒いだり迷惑かけてもOKとかの意味はないと思うけど」「普通に考えたら、誰かが赤ちゃん見てなきゃならない→自分だろ。他の投稿もだけど、なんで他人にやらせる前提なの、その方が怖いよ」と投稿していた、うさももさん。
ネイルサロンも世論も、「ママでもネイルをしたい」という気持ちは誰も否定していない。例えば予約の連絡をする際に、同伴する子どもの年齢、サロン側の受け入れ体制などをしっかりと確認すれば、双方の誤解はかなり防げるのではないだろうか。
今回の騒動を受け、「こういう人たちがいるから子連れ様とか言われるんですよね…。こんな子持ちばかりだと思わないでほしいです」という、ママアカウントからの切実な声と共に、「勉強になりました。今後うちは子連れNGにします」といった、サロン側の見解も寄せられた。
(まいどなニュース/Lmaga.jpニュース特約・はやかわ かな)