会社役員の女性や家族への誹謗中傷をネットに書き込んだとして、看護師の増本真知子容疑者(54)が逮捕された。
増本容疑者は、勤めていた病院の患者の携帯電話番号を、自分のアカウントに勝手にひも付けるなど偽造工作も行っていたという。
3日、捜査員に連れられ、新大阪駅に女がやってきた。
逮捕された、看護師の増本真知子容疑者(54)だ。
階段までやって来たが、カメラを見て立ち止まると後ろを向いた。再び歩き出すと、ピンク色のマスク姿になった。カメラに気づき、顔を隠したのだろうか。そのまま、まっすぐ前を見て、警察の車に乗り込んだ。
逮捕容疑は、会社役員の女性や家族への誹謗中傷。3月、ネット上で人格を否定する書き込みをしたなどの疑いが持たれている。
増本容疑者は、被害者の女性の会社が運営するサービスの会員だった。
増本容疑者は、調べに対し「書いたは書いたが、理由はある」と話している。
さらに、偽装工作とみられる行動もみられた。
誹謗中傷の書き込みをした後、他人の携帯電話番号を、自分のアカウントに勝手にひも付けたとみられている。
使われた番号の持ち主は、寝たきりの80代の患者だった。
患者は、増本容疑者が勤務する病院に入院していた。
被害を受けた女性の家族は、取材に対し「会社の経営でトラブルはあるが、増本容疑者との間に金銭トラブルなどはない」と話している。(「イット!」 10月4日放送より)