押収された幻覚キノコ=10日、東京都江東区
麻薬成分を含む「マジックマッシュルーム」と呼ばれる幻覚キノコ526グラム(末端価格約180万円相当)を8月にフィリピンから密輸しようとしたとして、東京税関は10日、関税法違反(禁制品輸入未遂)容疑で、東京都世田谷区の自営業宮本昇容疑者(39)=麻薬取締法違反容疑で逮捕=を東京地検に告発した。
東京税関によると、税関によるマジックマッシュルームの一度の押収量としては過去最多。宮本容疑者はこれらのキノコを密輸したとする麻薬取締法違反容疑で警視庁に9月18日に逮捕された。東京税関と警視庁は販売目的の組織的な密輸とみて調べている。