弁護士でコメンテーターの野村修也氏が10日、日本テレビ系「ミヤネ屋」(月~金曜午後1時55分)に出演。ジャニーズ事務所が9日に、ジャニー喜多川元社長(19年に死去)による性加害問題について「故ジャニー喜多川による性加害に関する一部報道と弊社からのお願いについて」と題したコメントを公式ホームページで発表したことに言及した。
野村氏は「虚偽の証言も複数」という声明に「報道でこう言うことが起こっているように聞こえるが、元々『法を超えて補償します』と言ったことが原因。法を超えるという中には十分な証明がなくても、ある程度蓋然(がいぜん)性があれば補償するといったからこういう話になっている」と言及した。
さらに「救済委員会がどう補償していくかの考え方や基準を示すべきだった」とした上で「丸投げ状態になっていることがもう一つの原因。自分たちが示す枠組みがはっきりしていないことも原因だと言うことを抑えておくべき」とコメントした。