押収したバカラ台を運び出す神奈川県警の捜査員=10日夕、横浜市中区
神奈川県警は10日、横浜市中区福富町東通の雑居ビルで違法カジノ店を開き、客にバカラ賭博をさせたとして、賭博開帳図利の疑いで東京都品川区大崎、賭博店経営小野兼司容疑者(50)ら店側の男女21人を現行犯逮捕した。同日の家宅捜索で現金約1千万円とバカラ台4台を押収、店内にいた客8人も賭博の疑いで書類送検する方針。
逮捕容疑は10日午後0時40分ごろ、横浜市中区福富町東通のビル内で客にバカラ賭博をさせ、手数料を徴収した疑い。県警によると、店は24時間営業で、入り口には鉄製の二重扉があった。