9月21日、宮崎駿監督のアニメーション映画を手がける「スタジオジブリ」が会見を開き、日本テレビが同社の株式を取得し、ジブリが日テレの子会社になることを発表した。 日本テレビ専務の福田博之氏が新たに代表取締役社長、現社長の鈴木敏夫氏は代表取締役議長、宮崎監督は取締役名誉会長にそれぞれ就任するという。「このニュースを受け、ネット上では日テレの “強権発動” による『風の谷のナウシカ』の続編の制作を期待する声が続出しています。1984年公開の映画では、原作全7巻のうち2巻までしか描かれていなかったこともあり、『風の谷のナウシカ2』の構想は40年近くが経っても浮かんでは消えています。

実際、鈴木氏によれば、過去に『新世紀エヴァンゲリオン』で知られる庵野秀明氏が直談判してきて、続編話が進みかけたこともあったそうです。日テレは、2021年に『庵野秀明展』を主催したこともあり、庵野氏との結びつきもあります。『ナウシカ2』を日テレに期待するのには、こういう理由があるわけです」(映画ライター) そんな日テレのジブリ買収のニュースに「つまらねぇな」とボヤいたのは、実業家の「ホリエモン」こと堀江貴文氏。発表の同日には自身のYouTubeチャンネルを更新し、この件に言及したのだが……。「日テレによるジブリの株式取得金額は公表されていませんが、堀江氏は『200億円いかないくらいではないか』と予想しつつ、『時価総額3500億円の日テレからすると、やや高い買い物だった』との見解を示しています。 さらに、人間関係で動く日本の大企業ゆえ、今後に『驚きの展開は起きない』と指摘。ディズニーのような国際的なIP(知的財産)を管理する会社が買収していれば、もっとおもしろい動きができた、と残念がっていました」(前出・映画ライター) ジブリ作品を『金曜ロードショー』でひたすら、こすることで知られる日テレ。それだけではない“驚きの展開”はあるのだろうか?
9月21日、宮崎駿監督のアニメーション映画を手がける「スタジオジブリ」が会見を開き、日本テレビが同社の株式を取得し、ジブリが日テレの子会社になることを発表した。
日本テレビ専務の福田博之氏が新たに代表取締役社長、現社長の鈴木敏夫氏は代表取締役議長、宮崎監督は取締役名誉会長にそれぞれ就任するという。
「このニュースを受け、ネット上では日テレの “強権発動” による『風の谷のナウシカ』の続編の制作を期待する声が続出しています。1984年公開の映画では、原作全7巻のうち2巻までしか描かれていなかったこともあり、『風の谷のナウシカ2』の構想は40年近くが経っても浮かんでは消えています。
実際、鈴木氏によれば、過去に『新世紀エヴァンゲリオン』で知られる庵野秀明氏が直談判してきて、続編話が進みかけたこともあったそうです。日テレは、2021年に『庵野秀明展』を主催したこともあり、庵野氏との結びつきもあります。『ナウシカ2』を日テレに期待するのには、こういう理由があるわけです」(映画ライター)
そんな日テレのジブリ買収のニュースに「つまらねぇな」とボヤいたのは、実業家の「ホリエモン」こと堀江貴文氏。発表の同日には自身のYouTubeチャンネルを更新し、この件に言及したのだが……。
「日テレによるジブリの株式取得金額は公表されていませんが、堀江氏は『200億円いかないくらいではないか』と予想しつつ、『時価総額3500億円の日テレからすると、やや高い買い物だった』との見解を示しています。
さらに、人間関係で動く日本の大企業ゆえ、今後に『驚きの展開は起きない』と指摘。ディズニーのような国際的なIP(知的財産)を管理する会社が買収していれば、もっとおもしろい動きができた、と残念がっていました」(前出・映画ライター)
ジブリ作品を『金曜ロードショー』でひたすら、こすることで知られる日テレ。それだけではない“驚きの展開”はあるのだろうか?