6人の女性に対する強制性交や盗撮などの罪に問われている千葉県警元警部の男に対し、千葉地裁は懲役13年の実刑判決を言い渡しました。
千葉県警捜査4課の元警部で現在は無職の岡田誠被告(46)は警察官だった2014年から去年までの間、千葉県内で鍵のかかっていない家に侵入し、就寝中だった女性を包丁で脅し性的暴行を加えるなど、6人の女性に対する強制性交や盗撮などの罪に問われています。
きょうの判決で、千葉地裁は「ゆがんだ性欲やスリル感を味わいたいといった身勝手な犯行」、「卑劣で被害者の尊厳を無視し、性的自由を侵害した」と指摘。そのうえで、「警察官は法を遵守することが社会的に期待される立場でありながら、期待を裏切った」として、懲役13年を言い渡しました。