松野官房長官は27日、10月1日から始まる消費税のインボイス(適格請求書)制度に反対する署名について、「政府の方に届けば、適切に対応する」と述べた。
インボイス制度をめぐっては、「実質的な増税だ」として首相官邸前で導入に反対する集会が開かれた。
この中で主催者は、50万人分集まったとする署名の受け取りを官邸側が拒否したと主張している。
この状況について、松野長官は27日の会見で、「署名が官邸に届けられた事実はない」と指摘した上で「岸田首相の議員会館の方に電話連絡があり、そちらに郵送されると聞いている」と説明した。
さらに松野長官は、「政府の方に届けば、適切に対応する」と強調した。