捜査当局の本当のねらいは、ガーシー(東谷義和)容疑者(51)の周辺者か――。
3月15日に参院議員を除名されると、翌16日には暴力行為等処罰法違反(常習的脅迫)などの疑いで警視庁が逮捕状を請求。さらに4月12日付けでパスポートが失効するや、翌13日には国際手配されるという異例のスピードで爛ーシー劇場瓩録覆鵑任い辰拭7抻訥は同容疑者の滞在先とされるアラブ首長国連邦に捜査員の派遣を検討しているという。 あるテレビ関係者は「常習的脅迫も重い罪には違いないが、さながら強盗殺人を犯した爛襯侫事件瓩里茲Δ蔑呂瞭れようです。なぜそこまでやるのか。どうやら警察の狙いはほかにもあると言われているんですよ」と話す。
それがSNSマフィアだ。先月24日に配信された「NEWSポストセブン」によると、警視庁はSNSを使って脅迫を繰り返す、暴露すると脅して(やめる)対価として金銭を得るような恐喝行為を繰り返す集団を「SNSマフィア」と呼称。その一部は暴力団とつながっているとされ、特別捜査チームを組んでいるという。ガーシー容疑者と接点のあるインフルエンサーらの動向も注視していると報じた。
「ガーシー容疑者は暴露する動画を投稿することでユーチューブの広告収益を得ていたので間接的には金銭を得ていたことになるが、暴露した相手から直接巻き上げていたわけではない。ただ、本人があずかり知らぬところで、SNSを駆使する有象無象がうごめいていた可能性はある」(ガーシーを知る関係者)
例えばガーシー容疑者の知り合いだと近づき、暴露を止めさせる代わりに手数料をせしめるというケースだ。実際には同容疑者に金銭は渡らず、その仲介者が懐に入れてトンズラしてしまう。
「事実、暴露され続けたある著名人が口止め料2億円を払ったという話がガーシー容疑者に伝わったとき『オレ、もらってへんで』と猛反論していたことがありました」(同)
もっとも、ガーシー容疑者自身、反社会的勢力との接点を示唆するようなことも…。
昨年7月に「Repezen Foxx」(レペゼンフォックス)とコラボした時のこと。フィリピン人ヒットマンに命を狙われた同容疑者は「いわゆる爐海辰舛凌諭扮Δ曚を右手の指でなぞる)瓩わざわざ来てくれて、ヒットマンと会って話をつけてなくしてくれた」と明かしたのだ。
「すでにガーシー容疑者のユーチューブがBANされているため、この動画を見ることはできません。他の動画や書籍にもヒットマンの話は出てきますが、その部分には触れられていない。あのしぐさは何だったのか」(前出のテレビ関係者)
捜査の行方が注目される。