仙台市で“環境センターの者”を名乗る不審な男が、「人食いヘビが逃げた」と話し、女性の家に入ろうとする事件が起きた。
4月、仙台市に住む60代の女性の家に“見知らぬ男”が現れ、落ち着いた様子でこう話したという。
不審な男:私は環境センターの者です。ペットで飼っていた黒い3mのヘビが逃げたということで探しています。
人間の背丈を優に超える、巨大なヘビが逃げたというのだ。
不審な男の訪問を受けた女性:「人間も食べるんですよ」と言われてビックリしちゃって…。
驚く女性に、男は優しい口調で「心配であれば、家の中を確認する」と申し出たという。
しかし、「家に家族がいる」と聞くと、男は家の中に入るのを諦めた。
不審な男の訪問を受けた女性:「いま1人ではないんですね」って、心配してくれたかのようだったので…。
結局、男は家に入らず、10分ほど話をすると車で去って行ったという。
不審な訪問があったのは、この家だけではなかった。
警察によると、この周辺で男の訪問を受けた家は8軒あった。
そのうち1軒では、男が家に上がり込んだ後、現金300万円が無くなっていたということだ。
不審な男の訪問を受けた女性:全然、疑いも何もありませんでした。「金を出せ」と言われたかもしれないと思うと恐ろしい。
男は20代から40代くらい。身長は170cmほどで短い黒髪。つなぎ服姿だったということだ。警察は、この男が現金を盗んだ疑いもあるとみて、捜査している。
(「イット!」 5月3日放送より)