政治家女子48党副党首の丸山穂高前衆院議員が9日、自身の公式ユーチューブチャンネルの生配信で同党創設者の立花孝志氏を直撃。党のお家騒動で浮上している立花氏のさまざまな疑惑を問いただした。
政女党では10日に党総会が開かれる。時間制限がある総会で、円滑な運営を訴えている丸山氏は、事前に想定される質問を立花氏に尋ねた。
立花氏は統一地方選の振り返りから大津綾香氏との代表権争いとなった経緯を説明。大津氏が問題視している党内でのハラスメントに対しては「部下に対して、『お前仕事できへんな』と言ったらパワハラを受けたというのは当然だが法律上、保護される違法行為ではない。パワハラで訴えられたことはない」と話した。
大津氏は党内部のお金の流れが不透明とし、第三者委員会の設置を表明している。不正会計の疑いについては「国政政党の不正は領収書の改ざん以外ない。キャバクラに行こうが、ファーストクラスで海外旅行に行こうが、法律上はセーフ。中身について不正はない」と政治資金収支報告書にすべて記載しているとして、潔白を主張した。 また丸山氏も同席していたことで、関与が取りざたされている4年前にキャバクラ嬢のエンリケの店でのイベントについても言及。1000万円超のシャンパンタワーが政治資金で支払われた疑惑について立花氏は「エンリケさんのダンナさんのおごりです。何回言っても分かってもらえない」といまだに誤解が解けていないことにあきれるばかりだった。
反社勢力からの借り入れも否定した立花氏は「明日の総会は代表権が大津さんなのか斉藤君なのかが議題になる。次回以降の会見で質問は受ける」とこれまで通り、会見の場で対応していくと話した。