双子の男児(2)が転落死したとみられる名古屋市中区のマンション7階の部屋で、窓に転落防止用の手すりが設置されていたことが25日、捜査関係者らへの取材で分かった。窓際に、踏み台となる家具が置かれていたことも判明。愛知県警中署は、手すりに兄弟の指紋が付着していないかどうかや、よじ登った跡が残っていないかなどを調べている。
司法解剖の結果、長男の死因は頭部損傷による脳機能障害とみられると分かったが、次男は明らかにならなかった。いずれも頭蓋骨が折れていた。
捜査関係者らによると、床から窓枠の下部までの高さは約80センチ。そこから約30センチ上部に手すりが1本設置されている。