物価上昇、上がらない賃金、電気料金の高騰……。近頃、以前にも増して生活が苦しくなってきている、という人も多いのではないでしょうか。
All About編集部が3月2~3日に行った「毎月の支出額・内訳」に関するアンケートから、リアルな生活収支の実態を紹介します。自分の収支状況・内訳と照らし合わせるなど、生活の参考にしてみてください。
35歳、世帯年収228万円の4人家族「値上げ続きでとても苦しい……」今回は、宮城県仙台市に住む、35歳女性の生活実態です。
子どもが2人いる4人家族世帯で、夫の年収210万円、妻の年収が18万円。現在の生活について、「値上げが続いている影響でとても苦しいです。特に食費や光熱費は節約しようと思っても上手くいかないことが多く困っています」とコメントしていました。
家賃や食費、光熱費など、主な1カ月の出費内訳は以下です。
■宮城県仙台市、35歳女性世帯の収入状況と1カ月の主な出費内訳年収:夫210万円、妻18万円家賃:5万5500円間取り:3K食費:3万5000円 交際費:1500円 電気代:9000円 ガス代:7500円 水道代(2カ月での請求額):3500円 車:ガソリン3000円、駐車場5000円、保険3000円、 その他維持費1000円通信費:1200円その他:生命保険6300円
現在行っている節約術として、「携帯電話は格安スマホに変える。エアコンはフィルターを掃除したら3000円以上は安くなったので掃除をこまめにすると良いと思います」と教えてくれました。確かに、通信費がかなり抑えられているようです。
今後の家計の方針については、「節約できる通信費などはどんどん見直していきたいと思います。自家用車も維持費が高いので高齢になってきたら手放すことを考えています」と話していました。