「近年では、私の方が稼いでいますから(笑)」
これは写真週刊誌「FLASH」の取材に答えた三浦瑠麗氏の言葉だ。
国際政治学者の三浦氏が表舞台から姿を消して久しい。夫の清志氏が経営する太陽光発電に関する投資・コンサルタント会社が、詐欺容疑で東京地検の家宅捜索を受け、三浦氏にも影響が及んでいる。
木曜コメンテーターを務める情報番組『めざまし8』(フジテレビ系)は6週連続で欠席。2月24日に行われた同局の定例社長会見では、小林毅専務取締役が出演見合わせについて
「総合的な判断というふうに捉えていただければいいかと思います」
と説明した。
他方で先月放送のTOKYO FMのラジオ番組『TOKYO SPEAKEASY』には出演。一時更新が途絶えた自身のツイッターやインスタグラムなどの発信は再開している。放送関係者によると
「三浦さんは夫の事業にはノータッチと主張しているが、グレーという印象になっている。本人が詳細を説明しない限り、コンプライアンスの厳しい地上波は厳しい」
という。
それまでの三浦氏は容姿端麗、東大卒の知的なイメージからテレビで引っ張りダコ。ただし疑惑が晴れれば、即復帰ということになるかといえば…どうもそうではないらしい。
「一連の騒動で驚いたのが、アンチの数の多さです。特に女性からの支持が低いことが露呈してしまった。好感度タレントのような扱いで起用していましたが、今後は見直しを迫られることになりそうです」(テレビ局関係者)
そこで冒頭の三浦氏の発言だ。
これは某セクシー女優に端を発した「男性がおごるべきか」論争について、FLASHが三浦氏に意見を聞いたところ飛び出した言葉だ。
三浦氏は夫婦であっても金銭面はそれぞれ独立していると告白。その上で、食事の際の会計については
「私が払った方が、男性が自由になれる場合もあるでしょう。女性に対してつねに奢らなければ、という心理的負担を取り除いてあげた方が、私だって楽だからです」
と華麗に言い放っている。
さらに「女性自身」で「腕組み・しなだれ」という見出しで報じられた、夫以外の男性との連日デート報道にも言及。男女の仲を否定した上で、ホテルのバーに会食用のボトルを自腹で入れたことを明かし
「こっちが相談に乗ってもらったのですから、払うのは礼儀」
と述べた。
一方、ドライに見える清志氏との“関係”についても
「毎日ではないけど、夫にお弁当を作ってあげている」
「オフィスのみんなにお菓子を買ってきたりとか、サービス精神があるタイプなんです」
と自己申告。
「家事を8割こなしてお金も出しているから、フェミニストは私のことを嫌うのでしょうね」
と余裕たっぷりに話す場面もあった。
「全体を通して感じられたのは、“哀れな目で私を見ないで”という彼女の自尊心ですね。夫のトラブルの影響をモロに受けても、自分のスタイルは変えないといったところでしょうか。これに女性はイラっとするのでしょうけど、それが彼女の持ち味でもあります」(スポーツ紙記者)
三浦氏と一緒に仕事をした経験のある人からは
「頭の回転は速いし、気遣いもできる。上品な色気もある。なぜここまで叩かれるのかわからない」
「娘さんのことは身を挺して守ろうとしている」
などといった声も聞かれる。アンチといつか分かり合える日が来ればよいのだが…。