2021年10月、静岡県磐田市のJR磐田駅のホームからコンクリート製のふたを線路に投げ入れた疑いで、スリランカ国籍の男が逮捕されました。
電汽車往来危険の疑いで3月6日逮捕されたのは、静岡県御前崎市に住むスリランカ国籍の自称・派遣社員の男(35)です。
警察によりますと、男は2021年10月7日午後11時ごろ、JR磐田駅のホームからコンクリート製のふた7枚を線路内に投げ入れ、電車の往来に危険を生じさせた疑いがもたれています。
投げ入れられたのは、ホームに設置されている排水溝のふたで、約30センチ四方、厚さ10センチだということです。
JR東海などによりますと、この事件によるけが人はいませんでしたが、寝台特急「サンライズ」に9分の遅れが生じたほか、貨物列車の運行にも影響が出たということです。
警察は男の認否を明らかにしていませんが、今後、動機やいきさつについて追及する方針です。