実業家の堀江貴文氏が7日、打ち上げ失敗に終わったH3ロケットに言及した。
宇宙航空研究開発機構(JAXA)は7日、新型主力機H3ロケット初号機を種子島宇宙センターから発射。しかし、2段目のエンジン着火が確認されず、地上から指令破壊の信号を出した。搭載した地球観測衛星「だいち3号」を予定の軌道に打ち上げられず、発射は失敗した。
これに堀江氏は「2段に点火しなかったのは、Hシリーズ初??完全に失敗ですね。今回は」とツイート。
同ロケットは先月17日にも電源系統の異常を検知して発射を直前に中止。その際、報道陣から「失敗ではないか」と再三確認する質問が飛び、中止だと説明するJAXA担当者に対し、一部記者が「それは一般に失敗と言います」と発言し、話題となった。この時、堀江氏は自身のツイッターで「毎回天候等以外の理由で時間通り打ち上げられないのを失敗とか言われたらやってられん」と指摘し「ロケット開発は、それくらい難しいこと」とつづっていた。