NHK党の浜田政調会長は23日、去年7月に初当選後、一度も国会に登院していないガーシー参院議員について「直接国会で仕事はしていないが、貢献度はかなり大きい」と評価した。
参院の議院運営委員会の理事会は、通常国会召集日の23日の本会議を欠席したNHK党のガーシー議員に対して、速やかに国会に登院するよう改めて文書で通知した。
ガーシー議員は初当選後、一度も国会に登院しておらず、ドバイに滞在しており、NHK党の浜田政調会長は先日ドバイでガーシー議員と面会したことを明らかにした上で、ガーシー議員が「政策面では税金を下げたい」と話していることを明らかにした。また海外に滞在しながら文書で内閣に質問できる「質問主意書」を積極的に使っていくことなどを話し合ったという。
一方、記者団から、ガーシー議員の国会議員としての活動の実績について質問されたのに対し、「ガーシー議員が当選したことでNHK党は参院の委員会で席を得ている」とした上で、国会で直接仕事をしていないが、間接的には、貢献度はかなり大きい」と評価した。