静岡県沼津市内の小規模保育施設で不適切な保育が発覚した問題で、施設側は1月22日夜、保護者への説明会を開きました。
保育施設によりますと、不適切な行為に関わったのは、施設長、保育士、調理員の女性3人で、2022年6月から10月までに園児の頬を引っ張ったり、顔に水性ペンで落書きしたりしたほか、こうした行為の画像を職員間のSNSで共有するなどしました。
この問題を受け、保育施設は1月21日に続き、22日夜も保護者に対する説明会を開きました。説明会では、施設の運営会社の代表が謝罪したほか、不適切な行為をした3人の職員も出席して経緯について説明したということです。
<2歳児の保護者>
「世間一般の人が見ても、全員が『不適切』かと思うようなことかというと、そうじゃないんじゃないかな。捉え方次第かな」
施設長らは落書きについて「園児に求められるうちに、エスカレートしてしまった」とし、画像の共有については「かわいかったから」などと説明しているということです。