岸田首相は25日、「異次元の少子化対策」と「次元の異なる少子化対策」の違いについて問われたのに対し「違いはない」と述べた。
少子化対策を巡っては、岸田首相は4日に行った記者会見で「異次元の少子化対策に挑戦する」と述べていたが、23日の施政方針演説では「次元の異なる少子化対策を実現したい」と述べていた。
25日の衆院代表質問で、野党側が「『異次元の少子化対策』を『次元の異なる少子化対策』に言い換えたのはなぜか」と質問したのに対し、岸田首相は「違いはない」と答えた。
その上で「子ども子育て政策への対応は、待ったなしの先送りの許されない問題だ」と強調した。