国会に登院しないことで懲罰を科される可能性があるガーシー(東谷義和)参院議員(51)が25日、財務省の議員レクにドバイからオンラインで参加。財務省のキャリア官僚相手に防衛費増額から新型コロナの使途不明金まで爛ーシー節瓩鬚気裂させた。
来月上旬にも懲罰委員会が開かれる可能性が出てきたガーシーはこの日、民放キー局では初となるフジテレビの取材に応じ、「懲罰は勝手にしてください。(登院停止となった場合は)登院していないのに停止にしてどうするんだろうな。不登校の学生に停学させるのと一緒」とぶちまけた。
一方で、新年度予算案についての議員レクにはきちんと参加し、防衛費が大幅に増額されたことにすぐさまかみついた。
ガーシーは「防衛費を上げたところで、核を持っていないと勝てるわけがない。そこに予算を置くのではなくて、アメリカに上納金を収めた方が賢いんじゃないか。中国とロシアが来た時に守れるハズがない」と不満をぶつけた。
財務省側は、国会における議論の焦点としながらも安全保障の観点から増額は必要と説くと、ガーシーは返す刀で「少子化が進んでいるから経済力も落ちている。富国強兵にならない。ドバイにいて、海外を回っているから分かるが、コロナのことなんてやっているのは日本と韓国だけ。マスクしなさいとか、PCRやりなさいとか、ワクチン打ちなさいとか。しかも使途不明金がある。ほとんどのカネが既得権益者のカネになっている。なんでそこをちゃんと正さないのか」と予算の使い道にも不信を抱いている。
これには財務省側も「検証レビューを使いながら財務省として、政府全体として、きちんと使われているかの検証をしていきたい」と回答するしかなかった。
懲罰の行方には関心がないとしたガーシーだが、ニュースで大きく扱われていることには辟易としているようで、「(自分の存在が)『税金の無駄遣い』といっても俺は月200万ぐらいもらっていて、すごい金額だが、この200万を全国民に戻したとしても1円も戻らない。(コロナ予備費の使途不明金とされる)13兆円の行き先を考えて、叩くところをマスコミも間違っている。オレのことを叩かなくても他に叩くところがある。ホンマに」と自身を怒りのはけ口とするのは筋違いとの本音ものぞかせていた。