28日午前9時10分ごろ、JR福知山線の宝塚駅(兵庫県宝塚市)で、停車していた電車の運転士が線路から煙が上がっているのを見つけた。JR西日本によると、駅構内の分岐器に設置された融雪器の火が枕木に燃え移った可能性があるという。利用客らにけがはなかった。
路面凍結、車の運転、停電… 大雪の日に注意すべきこと JR西によると、地元消防が運転指令からの通報で駆け付け、約40分後に消火作業を終えた。この融雪器は灯油に火を付けた熱で凍結を防ぐ仕組みで、分岐器の下に取り付けられる。 このトラブルで、福知山線は上下計34本で運休や遅れが発生し、約8000人に影響が出た。 JR西では最強寒波が到来した24日夜以降、東海道線の山科駅(京都市)などで分岐器が凍結するなどのトラブルが相次いで発生。国土交通省近畿運輸局が25日、原因究明や再発防止を求めて文書で指導している。【榊原愛実】
JR西によると、地元消防が運転指令からの通報で駆け付け、約40分後に消火作業を終えた。この融雪器は灯油に火を付けた熱で凍結を防ぐ仕組みで、分岐器の下に取り付けられる。
このトラブルで、福知山線は上下計34本で運休や遅れが発生し、約8000人に影響が出た。
JR西では最強寒波が到来した24日夜以降、東海道線の山科駅(京都市)などで分岐器が凍結するなどのトラブルが相次いで発生。国土交通省近畿運輸局が25日、原因究明や再発防止を求めて文書で指導している。【榊原愛実】