通常は廃棄されるホタテの貝殻を有効利用したヘルメット、その名も「ホタメット」が開発された。
【映像】ホタメットを被った姿 「ホタメット」は、ホタテの貝殻を使ったヘルメットで、材質と形状によって強度が高まり、耐久性は通常のものを30%以上上回るという。製造の過程で、新品のプラスチックだけを使った場合に比べ、CO2の排出量を5割ほど削減できるそうだ。 原料の貝殻は、国内最大級のホタテの水揚げ量を誇る北海道猿払村で調達している。この村がある宗谷地方では、ホタテを加工する際に年間約4万トンもの貝殻を廃棄していた。 そこに着目した大阪のメーカーが村と協力し、廃棄された貝殻とリサイクルプラスチックを組み合わせた新素材を開発したという。「プラスチックの今後のあり方について、もっとリサイクルして賢く活用していく道もあるんじゃないか、そういった提案もしたいと思っています」(甲子化学工業の企画開発部・南原徹也さん) 新素材を使った「ホタメット」は来年3月、発売の予定だ。(ANNニュース)
「ホタメット」は、ホタテの貝殻を使ったヘルメットで、材質と形状によって強度が高まり、耐久性は通常のものを30%以上上回るという。製造の過程で、新品のプラスチックだけを使った場合に比べ、CO2の排出量を5割ほど削減できるそうだ。
原料の貝殻は、国内最大級のホタテの水揚げ量を誇る北海道猿払村で調達している。この村がある宗谷地方では、ホタテを加工する際に年間約4万トンもの貝殻を廃棄していた。
そこに着目した大阪のメーカーが村と協力し、廃棄された貝殻とリサイクルプラスチックを組み合わせた新素材を開発したという。
「プラスチックの今後のあり方について、もっとリサイクルして賢く活用していく道もあるんじゃないか、そういった提案もしたいと思っています」(甲子化学工業の企画開発部・南原徹也さん)
新素材を使った「ホタメット」は来年3月、発売の予定だ。(ANNニュース)