東京都は、13日午後、新型コロナウイルスの感染者の「全数把握」を見直すことを正式に決めた。
小池知事「都は、コロナとの共存に向けた取り組みを進めていくこととします」
「全数把握」をめぐっては、政府が9月26日に全国一律で見直す方針を示していて、東京都も、26日から医師が提出する発生届の対象を、「65歳以上の人」、「入院を要する人」、「重症化リスクがあり、かつ、コロナ治療薬の投与または酸素投与が必要な人」、「妊婦」に限定することを決定した。
この対象とならない感染者は、「陽性者登録センター」を通じて総数を把握し、体調が急変した場合は、健康観察や医療相談で対応する。
また13日から、新たに、療養期間中にやむを得ず外出する場合は、マスクの着用や人混みを避けるよう要請するほか、イベントの参加人数については、「大声なし」は定員通り、「大声あり」は定員の半分とする。