東京・渋谷区の路上で親子が15歳の少女に刺された事件で、逮捕された少女が「2人以上殺せば死刑になれると思った」と供述していることが新たに分かりました。
この事件は、今月20日、東京・渋谷区の路上で埼玉県・戸田市の中学3年生の少女(15)が面識のない53歳の女性とその19歳の娘の背中などを包丁で刺した疑いで逮捕されたものです。
その後の捜査関係者への取材で少女が「2人以上殺せば死刑になれると思った」「力が弱く殺しやすい女性を狙った」などと供述していることが新たにわかりました。
一方で、少女は犯行について「自分の母親と弟を殺すための予行演習だった」「母親に似ていると思ったから刺した」とも話していて、警視庁は犯行の動機を慎重に調べています。