今月14日、石川県小松市で80代の夫婦が毒キノコを食べたことによる食中毒を発症しました。今年に入り、県内でキノコが原因の食中毒は初めてです。
石川県によりますと、今月14日の夕方、小松市の80代の夫婦が知人が採取した野生のキノコを自宅ですき焼きにして食べたところ、腹痛や嘔吐などを訴え、病院を受診しました。
南加賀保健福祉センターの調査では、キノコの種類は特定できませんでしたが、診察した医師から食中毒の届け出があったことなどから、2人の症状を野生キノコを原因とする食中毒と判断しました。
2人は一時入院しましたが、現在は回復し退院しています。県内でキノコによる食中毒の発生は今年初めてで、石川県は食用のキノコと確実に判断できないキノコは、素人判断せず採らないよう注意を呼びかけています。