檀家の怒りと不安は尽きることがありません。北海道札幌市で事実上、経営破綻した納骨堂の問題。強制執行は11月21日まで延期されたものの、10月25日には建物に鍵がかけられ、遺骨の引き取りが出来なくなりました。納骨堂を運営する宗教法人の代表とも連絡が取れなくなっています。【写真を見る】「遺骨持ち出せず“詐欺”のよう」納骨堂が経営破綻で閉鎖に 代表は「騙すつもりでやったわけでは…」 檀家からは怒りの声■永代供養のはずが…納骨堂が経営破綻 返金もなく様子を見に来た檀家「扉が全然開かないです。土曜日に来たときは開いていたので、私も相談するところもないし…お骨もどこも当てっていうものはないんですけど、次の場所を考えなければならないのか」

永代供養のはずが、引き取らざるを得なくなった「納骨堂」の破綻。記者「納骨堂の正面玄関には鍵がかかっていて、中に入ることができません」資金繰りの悪化から閉鎖されることになった札幌市の納骨堂「御霊堂元町」。10年前に開業したものの、これまでに販売された納骨壇は、およそ半分の773基だけでした。運営するのは、宗教法人「白鳳寺」で納骨壇の価格は30万円から、最も高いもので250万円。しかし、これらの費用については、返金できないといいます。納骨堂を運営する宗教法人「白鳳寺」代表「私の経営の甘さ。それに尽きると思います。深く深く反省しております」■“競売後”も新規契約をとっていた… 説明会では怒りの声職員は全員退職し、電話に出る人もいません。2021年11月に土地と建物が差し押さえられ、2022年8月には競売で不動産会社が落札。 10月24日に迫っていた強制執行は、ひとまず11月21日まで延期され、檀家への説明会などが開かれていました。檀家「2021年に競売にかけられて、それから新規で契約を何件取ったんですか?今現在までに」白鳳寺代表「入札が始まって、7月15日からは7件になります」檀家「競売がわかっていて販売しているってことですか!?」納骨堂が競売にかけられた後も、7件の新規の契約を結んでいたのです。■代表に連絡つかず…「詐欺のよう」「遺骨の持ち出しもできない」ある女性は、2022年4月に契約を交わし、8月から納骨壇の利用を始めたといいます。契約した時には差し押さえや競売の話は一切なかったというのです。檀家「こちらとしても、経営状況を疑うということも全くなかったです。本当に悔しい。詐欺にあったんじゃないかって思いました」白鳳寺代表「騙すつもりでやったわけでは……買っていただいたとは思っていません」徐々に遺骨の引き取りは進んでいましたが、10月25日から出入口が施錠され、施設内に入れなくなっていたのです。さらに、納骨堂を運営する「白鳳寺」の代表とも、10月25日から連絡が取れなくなりました。檀家の男性「代表のところに電話したり、自宅に電話したりとかもしたんですけど出なかったですね。正直まだ納骨壇を買って1年も経っていないので、怒りはありますね」檀家の女性「『逃げも隠れもしません』って言いながら逃げも隠れもしてますよね。強制執行の時まで開かないとなると、遺骨の持ち出しもできないですし、すごく困るんですよね」■「納骨堂がかなり供給過多に…」全国で増加の背景とは?納骨堂は、墓に代わる施設として、注目され、全国で建設が進んでいます。現役の住職で宗教問題に詳しいジャーナリストの鵜飼秀徳氏は、納骨堂が増加する背景として、地方にある墓を閉じて、都市部に移す動きが増えていることを挙げています。鵜飼秀徳氏「都会の方では、巨大な納骨堂がどんどんできてきているわけなんですけど、一棟あたり数千、大きなところだと1万以上の納骨スペースがあるというようなことがここ数年続いてきているので、かなり供給過多にはなってきております。この10年程で、約40件から50件程の経営破綻があるということは聞いております」今回、納骨堂の経営許可を出す立場の札幌市によりますと、白鳳寺に対する指導は、7月5日から10月21日までに30回に及んだといいます。また、落札された8月時点でも、ホームページで納骨檀の使用権を販売していることを確認していて、販売を停止するよう求めていたということです。■もし納骨堂が破綻したら遺骨は…?納骨堂利用の“3つのポイント”国山ハセンキャスター:今回の札幌のケースのように納骨堂が破綻し、閉鎖された場合に預けていた遺骨はどうなってしまうのか。専門家によれば、最終的には利用者が持ち帰るしかないということなんです。一体なぜなのかというと、国の指針では納骨堂など墓地の経営主体というのは、原則「自治体」か「宗教法人」に限られています。今回、破綻した納骨堂の土地や建物を落札したのは「不動産会社」ですので、納骨堂の経営は行えないということになります。ですので、遺骨は持ち帰るしかないということなんですね。小川彩佳キャスター:納骨堂が破綻するという発想をそもそも持てないところがあると思うんですけれども、私達が納骨堂を利用するとき何に気をつければいいんでしょうか?国山キャスター:宗教問題に詳しい鵜飼秀徳さんによれば、価格や利便性だけを見るのではなく、▼どんな宗教法人が経営しているのか、▼どれくらい契約数があるのか、▼今後管理費が上がる可能性はあるのかなど、施設側から積極的に私達が説明を受ける必要があるということです。
檀家の怒りと不安は尽きることがありません。北海道札幌市で事実上、経営破綻した納骨堂の問題。強制執行は11月21日まで延期されたものの、10月25日には建物に鍵がかけられ、遺骨の引き取りが出来なくなりました。納骨堂を運営する宗教法人の代表とも連絡が取れなくなっています。
【写真を見る】「遺骨持ち出せず“詐欺”のよう」納骨堂が経営破綻で閉鎖に 代表は「騙すつもりでやったわけでは…」 檀家からは怒りの声■永代供養のはずが…納骨堂が経営破綻 返金もなく様子を見に来た檀家「扉が全然開かないです。土曜日に来たときは開いていたので、私も相談するところもないし…お骨もどこも当てっていうものはないんですけど、次の場所を考えなければならないのか」

永代供養のはずが、引き取らざるを得なくなった「納骨堂」の破綻。記者「納骨堂の正面玄関には鍵がかかっていて、中に入ることができません」資金繰りの悪化から閉鎖されることになった札幌市の納骨堂「御霊堂元町」。10年前に開業したものの、これまでに販売された納骨壇は、およそ半分の773基だけでした。運営するのは、宗教法人「白鳳寺」で納骨壇の価格は30万円から、最も高いもので250万円。しかし、これらの費用については、返金できないといいます。納骨堂を運営する宗教法人「白鳳寺」代表「私の経営の甘さ。それに尽きると思います。深く深く反省しております」■“競売後”も新規契約をとっていた… 説明会では怒りの声職員は全員退職し、電話に出る人もいません。2021年11月に土地と建物が差し押さえられ、2022年8月には競売で不動産会社が落札。 10月24日に迫っていた強制執行は、ひとまず11月21日まで延期され、檀家への説明会などが開かれていました。檀家「2021年に競売にかけられて、それから新規で契約を何件取ったんですか?今現在までに」白鳳寺代表「入札が始まって、7月15日からは7件になります」檀家「競売がわかっていて販売しているってことですか!?」納骨堂が競売にかけられた後も、7件の新規の契約を結んでいたのです。■代表に連絡つかず…「詐欺のよう」「遺骨の持ち出しもできない」ある女性は、2022年4月に契約を交わし、8月から納骨壇の利用を始めたといいます。契約した時には差し押さえや競売の話は一切なかったというのです。檀家「こちらとしても、経営状況を疑うということも全くなかったです。本当に悔しい。詐欺にあったんじゃないかって思いました」白鳳寺代表「騙すつもりでやったわけでは……買っていただいたとは思っていません」徐々に遺骨の引き取りは進んでいましたが、10月25日から出入口が施錠され、施設内に入れなくなっていたのです。さらに、納骨堂を運営する「白鳳寺」の代表とも、10月25日から連絡が取れなくなりました。檀家の男性「代表のところに電話したり、自宅に電話したりとかもしたんですけど出なかったですね。正直まだ納骨壇を買って1年も経っていないので、怒りはありますね」檀家の女性「『逃げも隠れもしません』って言いながら逃げも隠れもしてますよね。強制執行の時まで開かないとなると、遺骨の持ち出しもできないですし、すごく困るんですよね」■「納骨堂がかなり供給過多に…」全国で増加の背景とは?納骨堂は、墓に代わる施設として、注目され、全国で建設が進んでいます。現役の住職で宗教問題に詳しいジャーナリストの鵜飼秀徳氏は、納骨堂が増加する背景として、地方にある墓を閉じて、都市部に移す動きが増えていることを挙げています。鵜飼秀徳氏「都会の方では、巨大な納骨堂がどんどんできてきているわけなんですけど、一棟あたり数千、大きなところだと1万以上の納骨スペースがあるというようなことがここ数年続いてきているので、かなり供給過多にはなってきております。この10年程で、約40件から50件程の経営破綻があるということは聞いております」今回、納骨堂の経営許可を出す立場の札幌市によりますと、白鳳寺に対する指導は、7月5日から10月21日までに30回に及んだといいます。また、落札された8月時点でも、ホームページで納骨檀の使用権を販売していることを確認していて、販売を停止するよう求めていたということです。■もし納骨堂が破綻したら遺骨は…?納骨堂利用の“3つのポイント”国山ハセンキャスター:今回の札幌のケースのように納骨堂が破綻し、閉鎖された場合に預けていた遺骨はどうなってしまうのか。専門家によれば、最終的には利用者が持ち帰るしかないということなんです。一体なぜなのかというと、国の指針では納骨堂など墓地の経営主体というのは、原則「自治体」か「宗教法人」に限られています。今回、破綻した納骨堂の土地や建物を落札したのは「不動産会社」ですので、納骨堂の経営は行えないということになります。ですので、遺骨は持ち帰るしかないということなんですね。小川彩佳キャスター:納骨堂が破綻するという発想をそもそも持てないところがあると思うんですけれども、私達が納骨堂を利用するとき何に気をつければいいんでしょうか?国山キャスター:宗教問題に詳しい鵜飼秀徳さんによれば、価格や利便性だけを見るのではなく、▼どんな宗教法人が経営しているのか、▼どれくらい契約数があるのか、▼今後管理費が上がる可能性はあるのかなど、施設側から積極的に私達が説明を受ける必要があるということです。
様子を見に来た檀家「扉が全然開かないです。土曜日に来たときは開いていたので、私も相談するところもないし…お骨もどこも当てっていうものはないんですけど、次の場所を考えなければならないのか」
永代供養のはずが、引き取らざるを得なくなった「納骨堂」の破綻。
記者「納骨堂の正面玄関には鍵がかかっていて、中に入ることができません」
資金繰りの悪化から閉鎖されることになった札幌市の納骨堂「御霊堂元町」。
10年前に開業したものの、これまでに販売された納骨壇は、およそ半分の773基だけでした。
運営するのは、宗教法人「白鳳寺」で納骨壇の価格は30万円から、最も高いもので250万円。しかし、これらの費用については、返金できないといいます。
納骨堂を運営する宗教法人「白鳳寺」代表「私の経営の甘さ。それに尽きると思います。深く深く反省しております」
職員は全員退職し、電話に出る人もいません。2021年11月に土地と建物が差し押さえられ、2022年8月には競売で不動産会社が落札。 10月24日に迫っていた強制執行は、ひとまず11月21日まで延期され、檀家への説明会などが開かれていました。
檀家「2021年に競売にかけられて、それから新規で契約を何件取ったんですか?今現在までに」
白鳳寺代表「入札が始まって、7月15日からは7件になります」
檀家「競売がわかっていて販売しているってことですか!?」
納骨堂が競売にかけられた後も、7件の新規の契約を結んでいたのです。
ある女性は、2022年4月に契約を交わし、8月から納骨壇の利用を始めたといいます。契約した時には差し押さえや競売の話は一切なかったというのです。
檀家「こちらとしても、経営状況を疑うということも全くなかったです。本当に悔しい。詐欺にあったんじゃないかって思いました」
白鳳寺代表「騙すつもりでやったわけでは……買っていただいたとは思っていません」徐々に遺骨の引き取りは進んでいましたが、10月25日から出入口が施錠され、施設内に入れなくなっていたのです。さらに、納骨堂を運営する「白鳳寺」の代表とも、10月25日から連絡が取れなくなりました。檀家の男性「代表のところに電話したり、自宅に電話したりとかもしたんですけど出なかったですね。正直まだ納骨壇を買って1年も経っていないので、怒りはありますね」檀家の女性「『逃げも隠れもしません』って言いながら逃げも隠れもしてますよね。強制執行の時まで開かないとなると、遺骨の持ち出しもできないですし、すごく困るんですよね」■「納骨堂がかなり供給過多に…」全国で増加の背景とは?納骨堂は、墓に代わる施設として、注目され、全国で建設が進んでいます。現役の住職で宗教問題に詳しいジャーナリストの鵜飼秀徳氏は、納骨堂が増加する背景として、地方にある墓を閉じて、都市部に移す動きが増えていることを挙げています。鵜飼秀徳氏「都会の方では、巨大な納骨堂がどんどんできてきているわけなんですけど、一棟あたり数千、大きなところだと1万以上の納骨スペースがあるというようなことがここ数年続いてきているので、かなり供給過多にはなってきております。この10年程で、約40件から50件程の経営破綻があるということは聞いております」今回、納骨堂の経営許可を出す立場の札幌市によりますと、白鳳寺に対する指導は、7月5日から10月21日までに30回に及んだといいます。また、落札された8月時点でも、ホームページで納骨檀の使用権を販売していることを確認していて、販売を停止するよう求めていたということです。■もし納骨堂が破綻したら遺骨は…?納骨堂利用の“3つのポイント”国山ハセンキャスター:今回の札幌のケースのように納骨堂が破綻し、閉鎖された場合に預けていた遺骨はどうなってしまうのか。専門家によれば、最終的には利用者が持ち帰るしかないということなんです。一体なぜなのかというと、国の指針では納骨堂など墓地の経営主体というのは、原則「自治体」か「宗教法人」に限られています。今回、破綻した納骨堂の土地や建物を落札したのは「不動産会社」ですので、納骨堂の経営は行えないということになります。ですので、遺骨は持ち帰るしかないということなんですね。小川彩佳キャスター:納骨堂が破綻するという発想をそもそも持てないところがあると思うんですけれども、私達が納骨堂を利用するとき何に気をつければいいんでしょうか?国山キャスター:宗教問題に詳しい鵜飼秀徳さんによれば、価格や利便性だけを見るのではなく、▼どんな宗教法人が経営しているのか、▼どれくらい契約数があるのか、▼今後管理費が上がる可能性はあるのかなど、施設側から積極的に私達が説明を受ける必要があるということです。
白鳳寺代表「騙すつもりでやったわけでは……買っていただいたとは思っていません」
徐々に遺骨の引き取りは進んでいましたが、10月25日から出入口が施錠され、施設内に入れなくなっていたのです。
さらに、納骨堂を運営する「白鳳寺」の代表とも、10月25日から連絡が取れなくなりました。檀家の男性「代表のところに電話したり、自宅に電話したりとかもしたんですけど出なかったですね。正直まだ納骨壇を買って1年も経っていないので、怒りはありますね」檀家の女性「『逃げも隠れもしません』って言いながら逃げも隠れもしてますよね。強制執行の時まで開かないとなると、遺骨の持ち出しもできないですし、すごく困るんですよね」■「納骨堂がかなり供給過多に…」全国で増加の背景とは?納骨堂は、墓に代わる施設として、注目され、全国で建設が進んでいます。現役の住職で宗教問題に詳しいジャーナリストの鵜飼秀徳氏は、納骨堂が増加する背景として、地方にある墓を閉じて、都市部に移す動きが増えていることを挙げています。鵜飼秀徳氏「都会の方では、巨大な納骨堂がどんどんできてきているわけなんですけど、一棟あたり数千、大きなところだと1万以上の納骨スペースがあるというようなことがここ数年続いてきているので、かなり供給過多にはなってきております。この10年程で、約40件から50件程の経営破綻があるということは聞いております」今回、納骨堂の経営許可を出す立場の札幌市によりますと、白鳳寺に対する指導は、7月5日から10月21日までに30回に及んだといいます。また、落札された8月時点でも、ホームページで納骨檀の使用権を販売していることを確認していて、販売を停止するよう求めていたということです。■もし納骨堂が破綻したら遺骨は…?納骨堂利用の“3つのポイント”国山ハセンキャスター:今回の札幌のケースのように納骨堂が破綻し、閉鎖された場合に預けていた遺骨はどうなってしまうのか。専門家によれば、最終的には利用者が持ち帰るしかないということなんです。一体なぜなのかというと、国の指針では納骨堂など墓地の経営主体というのは、原則「自治体」か「宗教法人」に限られています。今回、破綻した納骨堂の土地や建物を落札したのは「不動産会社」ですので、納骨堂の経営は行えないということになります。ですので、遺骨は持ち帰るしかないということなんですね。小川彩佳キャスター:納骨堂が破綻するという発想をそもそも持てないところがあると思うんですけれども、私達が納骨堂を利用するとき何に気をつければいいんでしょうか?国山キャスター:宗教問題に詳しい鵜飼秀徳さんによれば、価格や利便性だけを見るのではなく、▼どんな宗教法人が経営しているのか、▼どれくらい契約数があるのか、▼今後管理費が上がる可能性はあるのかなど、施設側から積極的に私達が説明を受ける必要があるということです。
さらに、納骨堂を運営する「白鳳寺」の代表とも、10月25日から連絡が取れなくなりました。
檀家の男性「代表のところに電話したり、自宅に電話したりとかもしたんですけど出なかったですね。正直まだ納骨壇を買って1年も経っていないので、怒りはありますね」
檀家の女性「『逃げも隠れもしません』って言いながら逃げも隠れもしてますよね。強制執行の時まで開かないとなると、遺骨の持ち出しもできないですし、すごく困るんですよね」
納骨堂は、墓に代わる施設として、注目され、全国で建設が進んでいます。
現役の住職で宗教問題に詳しいジャーナリストの鵜飼秀徳氏は、納骨堂が増加する背景として、地方にある墓を閉じて、都市部に移す動きが増えていることを挙げています。
鵜飼秀徳氏「都会の方では、巨大な納骨堂がどんどんできてきているわけなんですけど、一棟あたり数千、大きなところだと1万以上の納骨スペースがあるというようなことがここ数年続いてきているので、かなり供給過多にはなってきております。この10年程で、約40件から50件程の経営破綻があるということは聞いております」
今回、納骨堂の経営許可を出す立場の札幌市によりますと、白鳳寺に対する指導は、7月5日から10月21日までに30回に及んだといいます。
また、落札された8月時点でも、ホームページで納骨檀の使用権を販売していることを確認していて、販売を停止するよう求めていたということです。
国山ハセンキャスター:今回の札幌のケースのように納骨堂が破綻し、閉鎖された場合に預けていた遺骨はどうなってしまうのか。専門家によれば、最終的には利用者が持ち帰るしかないということなんです。
一体なぜなのかというと、国の指針では納骨堂など墓地の経営主体というのは、原則「自治体」か「宗教法人」に限られています。今回、破綻した納骨堂の土地や建物を落札したのは「不動産会社」ですので、納骨堂の経営は行えないということになります。ですので、遺骨は持ち帰るしかないということなんですね。小川彩佳キャスター:納骨堂が破綻するという発想をそもそも持てないところがあると思うんですけれども、私達が納骨堂を利用するとき何に気をつければいいんでしょうか?国山キャスター:宗教問題に詳しい鵜飼秀徳さんによれば、価格や利便性だけを見るのではなく、▼どんな宗教法人が経営しているのか、▼どれくらい契約数があるのか、▼今後管理費が上がる可能性はあるのかなど、施設側から積極的に私達が説明を受ける必要があるということです。
一体なぜなのかというと、国の指針では納骨堂など墓地の経営主体というのは、原則「自治体」か「宗教法人」に限られています。今回、破綻した納骨堂の土地や建物を落札したのは「不動産会社」ですので、納骨堂の経営は行えないということになります。ですので、遺骨は持ち帰るしかないということなんですね。
小川彩佳キャスター:納骨堂が破綻するという発想をそもそも持てないところがあると思うんですけれども、私達が納骨堂を利用するとき何に気をつければいいんでしょうか?
国山キャスター:宗教問題に詳しい鵜飼秀徳さんによれば、価格や利便性だけを見るのではなく、▼どんな宗教法人が経営しているのか、▼どれくらい契約数があるのか、▼今後管理費が上がる可能性はあるのかなど、施設側から積極的に私達が説明を受ける必要があるということです。