共産党の志位和夫委員長は「サンデー毎日」11月6日号の対談で、世界平和統一家庭連合(旧統一教会)や、関連団体で共産主義を批判してきた「国際勝共連合」を「反共の先兵」と位置付けたうえで「今度は決着つけるまでとことんやりますよ」と宣言した。
このやりとりを自身のツイッターでも紹介し、旧統一教会との「最終戦争」への意気込みを強調した。
対談では、ジャーナリストの田原総一朗氏が「共産党からすれば統一教会との最終戦争だ」と指摘。これに対し、志位氏は「長い闘いだった。振り返れば、彼らが反共の先兵として最初に牙を剥いたのは、革新府政を7期28年務めた蜷川虎三京都府知事の後任を選ぶ昭和53年の知事選だった。保守VS革新の大激戦になり、この時に前面に立って謀略的な反共攻撃をしたのが勝共連合だった」と振り返った。
志位氏は平成12年衆院選でも「選挙戦に入って膨大な規模の反共・謀略ビラが撒かれた。出所不明だったが、あらためて勝共連合の年譜を見たら『共産党攻撃の大量宣伝をやった』と書いてある」と主張。「今度は決着つけるまでとことんやりますよ」として、国会などで徹底追及する考えを強調した。