28日午後0時55分頃、熊本県産山(うぶやま)村山鹿の場外離着陸場の敷地に小型飛行機が墜落し、炎上した。
飛行機は両翼と尾翼の一部を残して燃え、操縦していた同県八代市の男性(57)が右足や鼻などを骨折する重傷を負った。県警阿蘇署が事故原因を調べている。
発表などによると、男性は飛行機を所有する知人と場外離着陸場を訪れ、男性1人で搭乗。離陸直後に墜落したとみられる。周囲の建物などに被害はなかった。
知人は同署に、「男性は十数年の飛行歴があり、飛行前の点検で機体に異常はなかった」などと説明しているという。この場外離着陸場では2018年11月にも超軽量動力機が墜落し、75歳男性が死亡する事故が起きた。