NHK党の立花孝志党首(55)が26日、自身の公式ユーチューブチャンネルを更新し、世界平和統一家庭連合(旧統一教会)が反論に出たことに「政治と宗教は結びついてはいけない」と持論を展開した。
旧統一教会はホームページ上で、25日に日本テレビの「24時間テレビ」で女性信者が7年間にわたって、番組ボランティアを取りまとめていたと暴露。26日は、立憲民主党が開催した旧統一教会を巡るヒアリングに招いていた脱会支援者が過去に違法性を裁判で認定された人物であるとして、「目指すは公開弾圧か?」と公開抗議文を発表した。
日テレはこの日、教会側の主張を受け、「弊社系列のテレビ金沢が2014年7月27日にローカルエリアで放送したもの。『24時間テレビ』の中で放送されたものではなく、全国放送はされていません」「(ボランティアに)一般的に参加される方の個人的な思想・信条について確認することはいたしません」とプレスリリースを発表した。
立花氏は「テレビは国民を洗脳する装置、テレビは都合の悪い真実を隠すと言ったが、旧統一教会の問題でも起きている。政治家が統一教会とつながっていることは、まるで悪のようにテレビ局は取り扱っていたが、つながっているじゃん。どう落とし前をつけてくれるんですかという話。(教会を)味方するわけではない。おおよそ宗教はそういうもの」と指摘する。
また立憲に対しての公開抗議文も取り上げ、「こっちの方が相当問題。立憲民主党もまるで自民党だけが悪いとして、テレビ局も乗っかっている。ぶっちゃけ、どっちもどっちだが、そもそも宗教と政治家は結びついちゃいけない。宗教は科学的根拠がない。政治は科学的根拠に基づいて合理的な運営をしないといけない。政治家は宗教法人とは付き合っちゃいけないと分かる。それが憲法でいう政教分離」と関係を断ち切るべきと熱弁した。