30日放送の日本テレビ「情報ライブ ミヤネ屋」では、世界統一平和家庭連合(旧統一教会)の霊感商法や高額献金の実態などを特集。出演者が、通常のお布施と霊感商法の違いについて、整理した。
キャスターの宮根誠司は「我々もお盆とかになったら、お墓参りに行って手を合わせるじゃないですか。家に仏壇があって、家族の遺影があって、まあ、宗教じゃないですか。檀家さんになって…それは自由ですし、守るべき伝統。そこと線引きをどうするか。ものを買うにしても、お宮さんに行って、交通安全や安産祈願のお守り買うでしょ。それはよう考えたら定価が分からんけど、自分で積極的に買いに行っている。それと無理やり売られるのとの違いなんでしょうね」と語った。
宮根の話を受けた元統一教会信者でジャーナリストの多田文明氏は「旧統一教会のやり方は個人にターゲットを絞って、売ろうと思って、裏で会議を開いて売っているんですよ。だから、本人が買うつもりがないのに、買わされている。そこが問題。今のように、自分で安産祈願で買うのは問題ない」と実態をふまえて説明した。
最後に弁護士の野村修也氏は「これだと安産になりますよと言って売っているのと、これ買わないとお子さんが生まれなくなりますよと言うのはだいぶ違うということ」とまとめた。