コロナ禍で苦境にある名古屋市内のカラオケ店が、新たな需要を取り込もうとミシンを使った手芸教室を開催している。
通信カラオケを展開する「エクシング」(名古屋市)と、その親会社のミシン製造「ブラザー工業」(同)などは2月、音を気にせず使えるようにとカラオケ店でミシンを貸し出すサービスを開始。これまで約500人が利用するなど好評なため、手芸教室を企画した。
名古屋駅前の店舗で24日、エコバッグづくり教室が開かれ、参加者たちはカラオケ用の100インチの大モニターに流れる作業手順の動画を確認しながら、一心にミシンに向かっていた。