27日正午すぎ、石川県白山市の獅子吼高原を離陸したパラグライダーが建物の屋根に不時着し、乗っていた男性2人が重軽傷を負いました。
27日午後0時40分ごろ、白山市八幡町で「パラグライダーが落下した」と目撃者から警察に通報がありました。
警察によりますと、パラグライダーには金沢市に住む50代のインストラクターの男性と、利用者で加賀市に住む20代男性が乗っていて、インストラクターの男性は背骨や左足を骨折する大けがをしました。利用者の男性は肩を打つなどして軽傷です。
2人は標高およそ650メートルの獅子吼高原を離陸した後に建物の屋根に落下したということで、屋根には凹みが見つかったということです。
警察は、2人が飛行中に何らかのトラブルに巻き込まれたとみて、当時の状況を調べています。