与党内からも苦言です。公明党の幹部は寺田前総務大臣の更迭を受け、「これ以上足を引っ張らないでもらいたい」と政府に苦言を呈しました。
公明党の山口代表はきょう午後、岸田総理と会談した後、政治とカネをめぐる問題が相次ぎ指摘され、昨夜、更迭された寺田前総務大臣について次のように述べました。
公明党 山口那津男代表「説明をするように努力をされていたと思いますが、なかなか不透明感が残ったなという印象です」
また、公明党の佐藤茂樹国会対策委員長は、総理の更迭の判断について「見極めが少し遅すぎた」と述べました。
さらに、1か月足らずで閣僚が3人辞任したことについて、佐藤氏は「もうこれ以上、足を引っ張るようなネタを政府の方から提供しないでもらいたい」と苦言を呈しています。